Foot Function Class、終了しました。
面白かったです。
また新しいアイディアが一杯浮かんで来ました。
とりあえず、3日間ひたすら足の事を考えていたので、
大分スッキリして来ました。
でも、今回のa-ha- momentは、
知っているのと、理解しているのとでは、
全然違うなぁ、、、という事ですね。
一般には、足首、Ankle Jointと呼ばれる関節も、
Talocrural Joint、Subtalar Jointの二つで機能しているというのは、
OSUの時にも散々やりました。
Axis of RotationがOblique Axisなのもやっていて、
だからTriplanar Motionなんだよ~っていうのも、聞きました。
今回、Talocrural JointのAxis of Rotationは、
Sagittal Planeから82°、Frontal Planeからは20°と教わりました。
そこまでは、情報としては、Undergradの時にも習っていたはずなんです。
つまり、知ってはいたんです。
さて、ここでちょっとAxisのおさらい。
Sagittal Planeから90°だと、
Horizontal (Mediolateral) Axisになって、
True Flexion/Extensionの動きが行われます。
Frontal Planeも同じで、Frontal Planeから90°だと、
Horizontal (Anteroposterior) Axisになって、
True Ab/Adductionが行われます。
逆に、Sagittal/Frontal Planeから0°、
つまりは、Transverse Planeから90°の場合、
Vertical (Superoinferior) Axisになって、
True Internal/External Rotationが行われます。
これも、散々UndergradのKinesiologyで習いました。
つまり、これも知っている情報なんです。
でも、今までそれを一緒に考えた事が無かったんですね。。。
だぁ~~~~!!!!!
つまり、Sagittal、Frontal、Transverse Planeから、
それぞれ45°だったら、全ての動きが均等に行われる訳です。
例として、Sagittal Planeから45°だと、Transverse Planeからも45°なので、
Flexionした際にはInternal Rotation(これはAxisの向きによりますが、、、)、
Extensionした際には、External Rotationが、1対1の関係で行われる訳です。
Sagittalから30°の場合、Transeverseから60°なので、
1対2の割合になる訳です。
今まで、三つのPlaneはもちろん知っていたんですけど、
その関係を考えた事が無かったんです。
Sagittal、Frontal、Transverse Plane、
それぞれ90°の関係なんですけど、
Sagittal、Frontalは、Vertical、
TransverseはHorizontalなんですよね。
つまり、Transverse Planeから、1°でもAxisがずれた時点で、
回旋運動が発生するからじゃん!
という事に気付き、一人でエキサイトしていました。
だーから体は回旋しながら動くんだな、、、と改めて納得(笑)。
そして、そうやってAxisを見ていくと、
なぜTarocrural Jointでは、Planter/Dorsiflesionの方が
Inversion/Eversionより行われ、
Subtalar Jointでは、Inversion/Eversion、Abduction/Adductionが、
ほぼ同じ割合で行われるのかも理解出来ました。
まぁ、Engineerの人達には、当たり前のコンセプトなんでしょうけどね。。。
そう、、、知っているだけでは駄目なんです。
ちゃんと理解して初めて応用も出来るし、
使えるようになるんですよね。。。
理解しておくと、考えて、論理的に答えを導き出せるので、
丸暗記する必要も無くなります。
何はともかく、、、完全に数学でした。
中学、高校である程度数学を勉強しておいて良かった(笑)。