MAT Palpation & Muscle Testing NECK
2013年 02月 22日
先週末はシンクスポーツさんでの講習会でした。
今回は頭頸部。
首の細かい筋肉を見ていく事は少ないかも知れないですが、
かなりの数があるんです。
例えば後頭下筋とひとまとめにして見られる事が多い筋群も、
それぞれ機能が異なってきます。
同側回旋筋: 小後頭直筋・大後頭直筋・下頭斜筋
対側回旋筋: 上頭斜筋
下の図を見てもらったらわかると思いますが、
右の筋群を見た時に同側回旋筋の三つは↗の方向ですが、
上頭斜筋だけ↖の方向になっているのでそうなる訳です。
また、横から見ると上下頭斜筋の方が大後頭直筋より回旋の要素が強いのと、
案外前後に幅があることが理解して頂けると思います。
↗の角度が強いほど回旋、↑が強くなるほど伸展の作用が多くなる訳ですね。
小後頭直筋は硬膜との関係も深い筋肉ですし、
後頭骨のバランスを整える為にも、
体全体の固有感覚的バランスの上でも後頭下筋は大切ですね。
ところで、身体は全身シーソーみたいな感じの不安定な状態でバランスをとっています。それは頭部と首も同様です。
首が自由になり、頭がバランスのとれている位置にくると、感覚的には顎の重さのおかげで頭頂が上に伸びていく感じになります。コンピューターを長時間使っていると、どうしても画面に集中するのと座る時間が長くなる為に、顔が前に出てきて顎があがり、上の画像の後ろの部分に重心をのせて止まってしまう事が多いです。目・首・肩がつらいという時はそうかも知れません。時々、頭のシーソーを感じて前後のバランスをとってあげると、頭・首・肩が楽になると思いますよ。
さて、最後に恒例、アップして頂いたYouTubeの動画のリンクです。
今回は頭頸部。
首の細かい筋肉を見ていく事は少ないかも知れないですが、
かなりの数があるんです。
例えば後頭下筋とひとまとめにして見られる事が多い筋群も、
それぞれ機能が異なってきます。
同側回旋筋: 小後頭直筋・大後頭直筋・下頭斜筋
対側回旋筋: 上頭斜筋
下の図を見てもらったらわかると思いますが、
右の筋群を見た時に同側回旋筋の三つは↗の方向ですが、
上頭斜筋だけ↖の方向になっているのでそうなる訳です。
また、横から見ると上下頭斜筋の方が大後頭直筋より回旋の要素が強いのと、
案外前後に幅があることが理解して頂けると思います。
↗の角度が強いほど回旋、↑が強くなるほど伸展の作用が多くなる訳ですね。
小後頭直筋は硬膜との関係も深い筋肉ですし、
後頭骨のバランスを整える為にも、
体全体の固有感覚的バランスの上でも後頭下筋は大切ですね。
ところで、身体は全身シーソーみたいな感じの不安定な状態でバランスをとっています。それは頭部と首も同様です。
首が自由になり、頭がバランスのとれている位置にくると、感覚的には顎の重さのおかげで頭頂が上に伸びていく感じになります。コンピューターを長時間使っていると、どうしても画面に集中するのと座る時間が長くなる為に、顔が前に出てきて顎があがり、上の画像の後ろの部分に重心をのせて止まってしまう事が多いです。目・首・肩がつらいという時はそうかも知れません。時々、頭のシーソーを感じて前後のバランスをとってあげると、頭・首・肩が楽になると思いますよ。
さて、最後に恒例、アップして頂いたYouTubeの動画のリンクです。
by hiroisu | 2013-02-22 00:09 | Workshop