SAID Principle

SAIDとは、Specific Adaptation to Imposed Demandの略です。
身体にかけられた要求(ストレス、負荷)にたいして、
スペシフィックに適応していく原則の事を言います。
身体は、外部、内部の環境、ストレスに対して、
常に変化していくのです。
骨がストレスによって構築/破壊される、
Wolff's Lawとも似ています。

トレーニングの世界では重要な考えで、
アメフトとサッカーではトレーニングの種類も変わってくるし、
アメフトの場合ポジションごとにもかなり変わってきます。

最近、バレーボールとアメフトの、
実業団の選手達にワークをさせてもらう機会が多いですが、
気づいた事があります。
はじめは、スポーツの違いというよりは、
個人差だと思っていたのですが、
数が増えてきた事で、これは個人差ではなく、
競技差だと思ったので紹介します。

何かというと、筋膜の張り方が全然違うのです。
バレーボールの選手は、ジャンプし続ける感じなので、
全身がバネのようになっていて、筋膜もかなり硬い印象があります。
それに対して、アメフトの選手達は柔らかい感じです。
彼らも瞬発系の動きなのですが、やはり走る量が多いし、
ジャンプの回数はバレーボールに比べて少ないので、
そういう風に違いが出てくるのではないかと思います。
若いうちは分からないかも知れないですが、
実業団レベルにもなると、その競技はかなりの期間プレーして来ているので、
やはり身体はそれに適応しているんでしょうね。

筋肉の質や、可動域に関しては個人差になってくるので、
スポーツで特別印象に残る事はないのですが、
とにかく筋膜へアプローチしていった時の硬さが違う。
これは、考えてみたら当然の事なのですが、意外でした。

筋バランスなどは、ポジションごと、
アメフトだったら、QB, WR, CBで違うし、
バレーボールだったら、アタッカー、セッター、リベロで全然違うので、
やはり競技特性やどういった動きをするのかを知っておくのが大事ですね。

身体は語るとは本当で、面白いです。
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by hiroisu | 2010-11-19 22:41 | Athletic Training

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