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Jones Fracture

たまには、タイムリーな話題。
日本代表のサッカー選手、香川選手が残念な事に骨折。
第五中足骨という事で、所謂ジョーンズ骨折です。
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この怪我は、僕も思い出があります。
OSUでまだATSとしてトレーニングルームに出入りしていた時、
足が痛いといって来たチアリーダーの子を評価したのが僕でした。
僕が評価した時は足関節の捻挫かな?
と思ったんですが、ヘッドトレーナーが評価したら、
実は第五中足骨が折れていて、
評価の時にまずは骨折の有無を確認するという事を、
実際に学んだケースでした。
それ以来、内反捻挫などのような場合でも、
必ず第五中足骨・腓骨の骨折からチェックしていました。
彼女の事も今だに覚えています。

そして、もう一つ印象に残っているのが、
テキサンズ二年目のキャンプ中に仲の良かったCBが同じ骨折をした事ですね。
ジョーンズ骨折は、手の舟状骨と同じように治り辛いと言われている骨折で、
彼のケースではすぐに骨をピンでとめたんですが、
過重→ファンクショナルな動きまで回復するまで時間がかかりました。
新しいコーチの元、調子も良く練習に望んでいた矢先の怪我で、
彼もショックを受けていたのを覚えています。

今回の香川選手はどうするんでしょうか?
彼の動きは見ていて気持ちが良かったので、
アジアカップの決勝で見れないのが残念ですが、
焦らず、できるだけ万全の状態になってから復帰して欲しいですね。

さて、ついでにですが、、、
この怪我の時に今の自分がアプローチとして考える事を書いておきましょう。

まず、骨折した際に骨の繋がりが「切れる」のを繋ぎなおします。
これは感覚的なもので、
多分骨を形成する為のエネルギーを感じているのだと思うんですが、
何とも説明しがたいのです。
しかし、一度骨折した場所は、ほぼ確実に繋がりが悪くなります。
ちなみに、骨折した場所を教えてもらわず、
過去の骨折を当てた事もあるので、
その感覚はかなり確かなものだと思います。
SourcePoint TherapyのStick Figureを学ぶと、
それが分かるようになっちゃうのです(笑)。
切れていたのを繋げてあげると、感覚が良くなったり、
治りきれていなかった部分が治りやすくなったりします。

それから、第五中足骨には短腓骨筋が付着しています。
可動域的には、背屈中間位での外反にほぼ確実に制限が出るでしょう。
なので、まずはその可動域をだしてあげます。
次に外反と底屈に関わる筋肉もみて行く事になるでしょうね。

そして、第五中足骨が折れる程の衝撃が加わっているという事は、
短腓骨筋の起始である、腓骨にも影響が及んでいるでしょう。
なので、腓骨の位置を確認する。
その他の流れとしては、腓骨の上部に付着している大腿二頭筋から、
仙結節靭帯→仙骨への繋がり、
または腸脛靭帯を介しての繋がりもチェックしておきたい所ですね。
そんな事いっていたら、やっぱり全身になってしまうんですけど、、、(汗)

とりあえずは、第五中足骨の繋がり・位置と短腓骨筋の働き、
それから周りで代償しているであろう、
筋肉・筋膜群の働きを向上させてあげる事で、
治るのが比較的早くなっていくのではないかと思います。
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by hiroisu | 2011-01-28 00:28 | Athletic Training

Upper Body Workshop, Done!

週末、二日間の講習会でした。
無事(?)終了。
今回も遠方よりお越し下さった方も沢山いて、
参加して下さった方々に感謝しています。

講習会の様子はこちらで見て頂けます。

毎回そうですが、いくら時間があっても足りないです。
ただ今回はお昼休みがあったので、いつもより楽でした。
五時間ぶっ続けの際には、大体皆さん最後はもう一杯一杯です!
という感じになるのですが、今回は少し余裕があったかも?
特に基礎編はそういう印象だったと思います。

毎回前回までの反省点を生かしながら、
多くの人が実技中に質問をする分かり辛いテクニックはできるだけ避け、
必要な部分をより明確に、できるだけシンプルに、
分かりやすくというのを心がけてやっています。

いつでもそうですが、かなり時間をかけてあーでもない、こーでもない、、、
と試行錯誤して作ったスライドも、
結局は当日の即興に負けてしまいます(苦笑)。
こんな事、言うつもりは全然して無かったのにな、という感じです。
その場のメンバーや雰囲気、反応を見て常に内容が変わっているので、
同じタイトルの講習会でも、二度全く同じ事をやる事はできません。
これは、セッションと同じですね。

また、色々と良くしていく為に努力していきますので、
これからも宜しくお願い致します。
参加して下さった皆様、お疲れ様でした。
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by hiroisu | 2011-01-24 21:17 | Workshop

Dimension

やっと一息です。

年が明けてから、先週末・今週末に行う講習会の準備と翻訳の校正で、コンピューターを使って作業している時間が多かったです。教科書を読み直したり、自分がイメージしている画像を探してスキャンしていたので、なんだか学生時代みたいでした。

講習会はもちろん参加者の皆さんに学んでもらいたいのもそうなんですが、自分がもの凄く学べます。説明する度に分かるようになっていくのを実感しています。今回も準備している過程で、年末にボンヤリあったアイデアの再確認になった気がします。久しぶりに今日は少し前から吐き出しておこうと思っていたアイデアを紹介させてもらいたいと思います。

重力下の身体の本来の位置を求めて行くと、やはり面・軸のコンセプトが大事になって来ます。それがロルフィングが他のモダリティと違う所の一つだと僕は思っています。

そして面・軸のコンセプトと同じぐらい大事なのが、身体の繋がりです。繋がりを見ていった時にThomas Myersの「Anatomy Trains」のコンセプトは凄く良いのですが、いまいちピンと来ていなかった部分がありました。
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筋膜的な繋がりと経絡はこのように類似している部分も多いのですが、主に矢状面だけで他の面に対して機能的に見ていない印象があります。しかし、Luigi Steccoの「Fascial Manipulation」では筋肉と筋膜の繋がりから、各面(矢状・前額・水平)に対する繋がりを紹介して、面白い事にその繋がりは、ほぼ経絡とマッチしているのです。M-Testとも概念的に似ています。三面における筋肉の機能と筋膜的繋がりをここまで分かりやすく説明してくれている本は今まで出会った事が無かったので、新しい発見ばかりです。ただ、読み深めて行く前に忙がしくなってしまったので、まだ完全に理解し切れていない状況です。
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ただその本がキッカケで自分の中にあった筋膜の繋がり経絡可動域の関係性、そして身体の本来の位置・機能がより明確に見えてきました。そして経絡的要素まで踏まえて身体を考えて行くと、より包括的に身体を見れる気がします。可動域に関してはMATの見方共被ってきそうな部分もあるし、経絡なども勉強しなきゃいけないですねぇ。一日、二日で網羅できる内容では無いので、方向性としてその方向で臨床と共にボチボチ進んでいけたら良いなと思っています。
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by hiroisu | 2011-01-20 23:33 | Rolfing

Mac App Store

最近、コンピューターを使っている時間が長いです。
あ、でもタイトルのせいではありません。
今週末、来週末の準備です。
一体何回スキャンした事か、、、。

ところで、先週Mac Computer用のApp Storeがオープンしました。
早速アプリケーションを無料のものからちょこちょこDLしていますが、
これが無料?!という優れものもあります。
有料のものでも一杯欲しいものがあるので、要注意ですね。

とりあえず、Kindleを落としたので、アメリカの本が快適に読めます。
iPhoneとの互換性も良いので最高です。
専門書がもっと増えてくると、スキャンする必要がなくなるし、
重たい本を持ち運ぶ手間も無くなるので、
早く全てデジタル化したら良いのにな〜。

将来は、大学で使う教科書は全てiPadに落として、、、
なんていう時代になるんでしょうね。
羨ましいなぁ〜。

今持っている本が全てデジタル化してくれたら、どんなに良い事か。。。
日本でもやっと電子書籍がチラホラではじめて、
iPad以外の端末も最近増えてきたので、
急速に様変わりするかも知れませんね。

もの凄いスピードで便利になって来ていて、
今まで以上に情報も手になりやすくなってるだけに、
情報をいかに読み取り、
自分で判断・識別できる能力を持っているかが問われてくるんでしょうね。
考える力、つけないとね。
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by hiroisu | 2011-01-12 23:56 | Diary

2011

2011年になってしまいましたね。
2010年、長かったようで早かったな〜。

2010年を振り返ると、
確実に一年前に比べて成長したと思います。
毎年振り返った時に自分が成長しているのが目標なので、
今年の成長度は自分にしては珍しく、結構満足しています。
充実し、頑張った一年だったと思います。

とにかく2010年はプライベートと仕事の両立で大変でした。
プライベートの方は、結婚式と引っ越しという二大イベントの準備!
仕事の合間にその二つの準備と書類などに追われる日々。
その間に台湾にも何回か行かなければならなかったので、
休みっぽい休みの日が全く無く、
最後の方は気持ち的にも休む事ができませんでした。
大学院の時以来、気持ち的にも結構一杯一杯になっていた時もありました。
その二つのイベントは2011年の頭にあるので、
2011年の4月ぐらいになるとやっと全て落ち着く感じになるのかな、
と思っています。

それを前に、とりあえず年末年始はかなりスローモードで過ごしています。
3日までお休みなので、昨年の疲れを取り、
今年の為に確り充電しておきたいと思います。

と、いいつつ、、、。
仕事というか身体についての方は、
新しいアイディアが一杯です。
その辺は休む事を知らないというか、
ピースがはまり出した感じなので、ワクワク感で一杯です。
今日も移動中は本を読みあさっていました(苦笑)。

自分の中でぼんやりではありますが、
身体全体の見方・評価法、正しい位置・機能といったものが、
より明確に見えてきています。
それをベースに今年は技術・知識的に、
今までのものを統合していけそうな気がします。
学ぶべき方向が定まっているのは、楽しいものです。
なので、突っ走るつもりです(笑)。

さて、完全に自己満足な書き込みになってしまいましたが、
今年も自分は頑張りますよ〜。

皆さん、今年も宜しくお願い致します!!!
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by hiroisu | 2011-01-02 00:28 | Diary