<   2010年 10月 ( 7 )   > この月の画像一覧

Skeleton and Gravity

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今日、こんな事して遊んでいました。

で、セッション中に目に入って、
ハッとしたのがこちら。
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左脚が外に開いた分、重心が左により、
骨盤が左に倒れています。
それによって、仙骨が捻れ、腰椎も左側屈、右回旋しています。
ちなみに、脚を戻すと真っ直ぐでした(それは写真撮り忘れましたが、、、)。

まぁ、実際の人の場合、足が地面についている訳だし、
仙骨の中心から棒で支えられている訳では無いので、
人間の場合も完全に同じようになるとはいえない訳ですが、
神経、筋肉など無くても、
構造のバランス上、重力だけでこういう風になるんだと教えてくれました。
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by hiroisu | 2010-10-29 23:05 | Diary

Neck

首は、首だけにネックになる事が多いんです。
なんて寒い親父ギャグはどうでも良くて、、、

最近、改めて「Spinal Manipulation Made Simple」を読み直していました。
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何度も何度も読んでいる本ですが、
感覚が良くなるのに比例して、理解度も増している気がします。
初めて読んだのは大学院の時だった訳ですが、
当時は全然シンプルじゃないじゃん、、、と思ったのを覚えています。
今読んでも、んんん?!と頭をひねらなければいけない所も多々あるのですが、
大分スッと入ってくるようになり、
他人に説明しても混乱しなくなって来ました。

しかし、やはりこうして復習すると、
実際の施術の時も効率が良くなります。
今回の発見は、AAとAO jointを、
もう少し細かくみておかなければいけなかったな、という所。
AAはAtlanto-Axialの略で、環椎と軸椎、頚椎の1番と2番。
AOはAtlanto-occipitalの略で、環椎と後頭骨です。
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AAはほぼローテーションですが、
AOは回旋と側屈が反対のType Iの動きをします。
今まで、環椎のモーションの確認だけで、上(AO)と下(AA)、
どちらの問題なのか細かくみていなかったな、と反省しました。

ところで、首ってどこまでが首だと思いますか?
頚椎の7番まで?
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僕は、最低でも胸椎の2番、
肋骨の上部二つまでは首として捉えるようにしています。
ほら、この画像でも肋骨の2番まで載っていますよね?
前にある頚長筋は、T1〜3ぐらいが下位の付着部だと言われています。
横にある前、中、後斜角筋は肋骨の1、2番に付着しています。
後ろをみると、頚板状筋や半棘筋などはもうちょっと下まで降りていて、
T6ぐらいに付着します。
まぁ、T6ぐらいからを首としてアプローチしてあげれば
もっと良いのかも知れませんが、
少なくてもT2ぐらいまでは入れてあげようって感じです。
キーポイントは、肋骨の1と2番だと思います。

現に第1、2肋骨がずれている人はとても多いです。
ここがずれてくると、もちろん胸骨柄もずれて来ますし、
鎖骨にも影響が出てくるので肩の屈曲、外転にも弊害が出てきます。
鎖骨下筋の付着部でもありますからね。
ここは頚胸移行部なのと経絡的にも腕の経絡が交わってくる所なので、
手が張っている為に、この部分がはってくる人も多いです。
また、斜角筋の間を長胸神経が通っているので、
1、2番の歪みから斜角筋がスパズムをおこして、
神経を圧迫するケースもあります。

まぁ、そんな感じで色々な問題が起りかねない場所なので、
首と聞いた時に、少なくてもT2ぐらい、
そして肋骨も含めてあげて下さい。
自分はそんな感じでやってます。
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by hiroisu | 2010-10-27 20:24 | Rolfing

Football Game

久しぶりに日記なブログです!

今日は、生徒が誘ってくれた、
アメフトの試合観戦に行って来ました。
今日の試合、
パナソニック電工 vs アサヒ飲料
各チーム、一人ずつ生徒が働いています。

それに、パナソニックには、
NFLEで一緒だった選手が一人います。
今日は会えるかなぁ〜、
と思って久しぶりのスポーツ観戦にワクワク。
長居陸上競技場まで行って来ました。
案外近いんですね。
今度は大阪マラソンの時にでも遊びに行こうかな。

試合も初めはパナソニック圧倒か?という試合展開だったんですが、
最後にアサヒが逆転し、結局オーバータイムまで行く接戦。
かなり楽しませてもらいました。

試合中に電話してから観戦に来てくれた人と会えたし、
試合後には、お目当ての選手にも会えたし、
応援に来ていた生徒にも会えました。

それにしても、NFLEで一緒だった生徒と、
専門学校の生徒がキッカケで再会できるとは思っていませんでした。
どこで繋がるか分からないものですね。
久しぶりに楽しかった!
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by hiroisu | 2010-10-24 21:34 | Diary

Rolfing on TV?

先日、NY Timesにロルフィングが紹介され、(記事はこちら)
それが反響を呼んだのもあり、
TODAYという番組でロルフィングが紹介される事になったので、
ロルフィング仲間の間では、かなり話題になっていました。

が、蓋をあけてみたら、
こんな感じ(苦笑)。

笑っていいともの最後に出てくる宣伝みたいだなぁ〜、と思いました。
生放送、恐るべし(笑)。
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by hiroisu | 2010-10-16 23:31 | Rolfing

Low Back Pain

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多くの人、多くのクライエントさんが腰痛に悩んでいます。

人間は二足で立つので、多くの人が腰痛になるといわれていますが、
腰痛にも色々な種類があります。
腰痛の原因になるものは色々ありますが、有名なものに、
1、椎間板ヘルニア
2、辷り症
3、狭窄症
似たような症状を生むものに、
4、梨状筋症候群
といったものもあります。
細かくみていったら、腰のまわりの筋肉の挫傷、靭帯の捻挫などもありますが、
そういったもの全てを含めて、「腰痛」と呼んでいるのです。

腰痛といっても色々なものがあり、HOPS(評価の手順)、
そしてもちろんレントゲンやMRIなどで、
ある程度どこが原因だろうという事を絞っていけるのですが、
ロルフィング的にアプローチする際には、診断には拘りません。
しかし、僕の中で腰痛の重度と、
どのぐらい早く改善するかの指標があります。
軽度のものから順に書いていくと、

1、立っていると腰が重い感じ
2、座った際、後に重い/痛い
3、片足に痺れ/痛みがある
4、両足に痺れ/痛みがある

という感じになります。

1の長時間立っていると腰が重たくなる感じがするのは、
大抵下半身のアンバランスが原因です。
つまり、下肢の筋バランス、そしてそこから発生する、
骨盤のアラインメントなどを整えてあげると、比較的楽になる事が多いです。

2の座った後に痛い場合は、
1よりも少し組織的なダメージが大きいケースが多いです。
また下半身のアンバランスというよりは、胸郭、背骨など、
より複雑な代償の結果症状が出ていると思われます。

3の場合は、神経を圧迫しているので、
より構造的なダメージが大きいです。

4は、神経根、神経が脊柱から別れる前の時点で圧迫されている可能性が高いので、
一番厄介なケースで、場合によっては手術も考えた方が良い状態です。

腰痛はさらに、長期間患っていればいる程、治りが遅くなってきます。
はじめは1ぐらいだったのに、気がついたら痺れが出てきていて、
気がついたらまともに歩けなくなっていた!
なんて事も結構あります。
痺れや神経痛がある場合は特に時間と共に痛みが取れるのが難しくなり、
その理由の一つに、神経そのものが痛みに適応してしまい、
痛みのシグナルを感知しやすく時間と共になってしまうのです。
10シリーズで確実に構造は改善されていき、
ストレスもかからなくなり、良い方向には向かっていくのですが、
神経的な要素が変化するには時間がかかります。
患った時間と同じぐらいの時間をかけて治っていくのかな、という気がします。
つまり、早ければ早い程、治る可能性も高いのです。
これは、腰痛だけでは無く、全ての傷害にいえる事ですが、、、。

ロルフィングで比較的簡単に治せるケースは、
明らかに骨格的バランスが崩れたが故に、
症状が発生している時です。
その時は、一度で綺麗サッパリ良くなってしまう時もありますし、
10シリーズのプロセスで飛躍的に良くなる事が多いです。
腰がずっと重い、痛い。
でも痺れは無いし、MRIもとったけど、ヘルニアとかも無い。
そういう場合は、骨盤の歪みなどが原因の場合が多いです。
驚く事に、整形外科の先生達は、
殆ど骨盤のアラインメントはチェックしないようです。

人間は構造上、正しいバランスだったら、
腰痛にはならないように出来ているのです。
腰痛になる原因は、上と下、左と右のバランスが崩れたがゆえに、
ある一定の箇所に過剰なストレスがかかる事になってしまい、
それが長期間続いたが為に、腰痛になっている事が多いので、
その原因になっていたバランスの崩れ、歪みをとってあげれば、
自然と治っていく事が多い訳ですね。

ただし、そのコンセプトの中でも、
上の順番で、治り方に違いがあるのです。
ぎっくり腰や、まだ腰痛になって日が浅い人は、
一度ロルフィングを試してみてはいかがでしょう?
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by hiroisu | 2010-10-16 23:16 | Rolfing

Posture

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ロルフィングロゴは、パッと見て、
姿勢が悪いものが整う感じが伝わってくると思います。
ナゼ?とあまり考える人はいないでしょうが、
パッと見た時に、あの人姿勢良いな!
あの人は姿勢悪いな!
という印象があると思います。

ただ、本当に良い姿勢って何でしょうか?


背筋を伸ばして!
姿勢を良くしなさい!

そう言われて作られた「良い姿勢」は、
身体にとっては本来の位置では無いのです。
猫背の人が背骨を伸ばそうとすると、
猫背になる原因の胸部の硬さの上に、
さらに背中を伸ばそうとする硬さが加わります。
すると、さらにそれのバランスをとる為に身体が歪む。

現時点の姿勢は、
身体の「姿」と「勢い」を表しているのです。
何も意識していない時の「姿」、
それが、身体にとっては一番楽な場所。
ただし、身体にとって一番楽な「姿」が、
構造的に正しい場所だとは限らないのです。
そして、作っている「姿」はパッと見は良くても、
どこかギクシャクしていて、身体の繋がりが無い。

構造が整ってくると、「姿」を良くしようと思わなくても、
勝手に「姿」が良い状態になって来ます。
すると、軸であったり、ラインというものが感じやすくなる。

疲れ辛くなる。
動きやすくなる。
パフォーマンスがあがる。
活力が出てくる。

だから、ロルフィングの正式名称は、
ストラクチュアル(構造)インテグレーション(統合)。

身体構造のバランスを変えてあげる事で、
姿勢が変わるのは、明らかでしょう。

では、意識的に良い姿勢を作ろうとするのは駄目なのでしょうか?

先ほども書いたように、姿勢は「姿」と「勢い」を表すのです。
「勢い」は、動きです。
勢いがある、動きのあるものなのですから、
姿勢を考える際に姿勢は型という静的なものでは無く、
動きの一場面を表す動的なものだと考えた方が良いと思います。
動きを作りだすのは意思、意識です。
つまり意識が変化すれば姿勢も変わってくると思うのです。
良い姿勢にする(型にはめる)のでは無く、
良い姿勢になる意識の仕方をして、勢いを変化させれば良いのです。
良い姿勢を作ろうと思って型にはまってしまうと、
その型にはまって身動きがとれなくなり、勢いも無くなって来ます。

自転車を例に使ってみます。
自転車をこいでいる時は、
本来自転車は不安定なはずなのに、真っ直ぐです。
これは、右、左、右、左とこぐ事とハンドル操作で、
力のバランスが取れているからですね。
これが動的なバランス状態です。

では、自転車がパンクしていたらどうでしょう?
または、タイヤが曲がっていたら???
真っ直ぐこぐのは難しいので、余計にエネルギーを使いますよね?
まずは、自転車を直してあげる(身体のバランスを整えてあげる)。
すると、今までバランスをとるのが難しかった自転車を、
問題無く使えるようになると思います。
これが構造的アプローチで、姿が変わっていきます。

静的なバランス状態は、
自転車をこがないで自転車を真っ直ぐにしようとする行為のようなものです。
すぐ疲れて、片足をついてしまうでしょう。
それを動くように意識していくのが、
動きからのアプローチでは無いでしょうか?
ピカピカの自転車でも、動いていなかったら、
姿だけで勢いが無かったら、役立たずです。
どれだけ早くこぐのか?
早過ぎたらバランスが取れないし、遅過ぎても駄目です。
それらの事を変えていく事で、自転車のスピード、
勢いが変わって来ます。
両方が共に良い状態にいる事で、
快適に自転車に乗れるのです。

そうやって考えていくと、姿勢は、
ハードウェア(姿)とソフトウェア(勢い)の両方から
作られていると思います。
姿だけでも駄目、勢いだけでも駄目。
両方合わせてはじめて姿勢になります。

良い姿勢を作るために、姿だけを綺麗にしようとするのを、
ちょっと変化させてみるのも面白いかも知れませんね。
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by hiroisu | 2010-10-15 21:31 | Rolfing

Bones

最近、骨の中に種類の違いを感じています。
全ての骨がセンサーの役割をし、空間を作り出す役目がありますが、
その中でも特に重要な骨がある気がするのです。

まず、四足動物には基本的に鎖骨が無いと言われているのを知り、
人間が二足歩行する上で、案外鎖骨が果たしている役割って大きいのかも?
と思い始めました。

そして、鎖骨が繋がる骨は胸骨、特に胸骨柄。
骨盤の後ろに仙骨があるのに対して、
胸骨柄が身体の前側にあります。
その二つで上下、前後の身体のバランスをとる、
センサーのような役割をしている気がするのです。

そうやって考えてみると、
身体の中で頭蓋骨、手根骨、足根骨も、
センサー的役割をしている骨だと思えて来ます。
骨盤もそうですが、それらの骨群に共通するのは、
多数の骨が集まっていて、靭帯でまもられている。
大きな関節的な動きは無いけれど、微妙な関節内運動がある。
そして、骨の位置がずれている時に、それらを治してあげると、
大概腕や足が伸びてくる事が多いです(これは臨床での経験上)。

三つのエリアの中でも、特に注目する骨が、
頭蓋骨では、蝶形骨。
手根骨では、月状骨。
足根骨では、距骨。

蝶形骨、胸骨柄、仙骨、月状骨、距骨、
それぞれに共通しているのが、
筋の付着が少ないという事。
距骨に筋は付着していませんが、
他の骨には筋肉が付着しているので、
確実に筋肉が付着していないとは言えませんが、
他の長骨などに比べると、明らかに筋の付着部が少ない。
逆に周りの骨とのバランスをとる、
キーストーン的な要素が強い気がします。

両距骨からの情報が仙骨へ。
両月状骨からの情報が胸骨柄へ。
そして、仙骨、胸骨柄のバランスが背骨を伝わり、蝶形骨へ。
逆も当然あるでしょう。

そんな感じで身体を見始めると、
何だかシンプルに、でも合理的に身体の代償運動、
そしてバランスが見えてくる気がします。
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by hiroisu | 2010-10-02 00:14 | Rolfing