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WS with Thinksports

土曜日に、「筋膜リリース」の講習会を行わせて頂きました。
http://thinksports.jp/seminar20100529.html
お集り頂いた参加者の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
いつもそうですが、アッという間に5時間過ぎてしまいました。
少しでも身体の見方、タッチの感覚が変わって頂ければ幸いです。
人数が多かったのもあり、
一人一人と交流を深める時間があまり無かったのが残念ですが、
今回だけでは無く、
続きとして他の部位もやっていけたら良いなと思いました。

さて、個人的に皆さんの身体をみさせて頂いて驚いたのは、
首、頭蓋をはじめ、身体全体が捻れている人が多かった事。
これは、今教えている専門学校でも同様です。

参加者の中で10シリーズを受けた事がある方が一人いらっしゃいましたが、
その人はやはり他の方々に比べて、とても整っていましたね。
触っているのは首でしたが、身体全体のバランスの崩れも伝わってきて、
首は身体のズレからずれて来ている可能性が高そうでしたね。
と言う事は、首だけ治していても、やはりまたすぐに戻っていくという事です。
顕著に骨盤が左に捻れている人は、それに付随して仙骨も捻れてくるので、
頭蓋、首にも影響は出るのは当り前。
やはり、全身診ていく必要がありますね。
皆さんに10シリーズ受けてもらいたいなぁ〜、と思いました。
機会があったら是非。

最後に、写真を一杯撮って頂いたので、アップさせてもらいます。
普段、自分では感じない雰囲気を出していますね。
もうちょっと柔らかい感じに出来ないもんかな、、、。
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by hiroisu | 2010-05-31 22:26 | Workshop

Dermatome, Herniated Disc, Above & Below

今日の夜のセッションは、
二人連続で神経的な痺れのあるクライエントさんでした。
一人は、腰痛持ちでS1エリアに痺れ。
腰部ヘルニアのレーザー手術済みです。
もう一人は、頸部ヘルニア持ちで、C5/6のエリア。
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一人目、腰痛の方はもう結構診させて頂いているのですが、
今までヘルニアを患った所(L4/5)、腰仙関節、
仙腸関節の動きなどを診ていても、異常が無いのです。
ロルフィングのプロセスで歩き方などは格段に良くなっているものの、
痺れが取れない。
ずっと、うーーーん、と頭を悩ませていました。

ところが今日、仙骨の伸展、屈曲では仙骨底に異常はみられないのに、
仙骨縁もみてみると、
伸展位の際に左側が屈曲したままだったのを発見しました。
あれ、屈曲位は?と思ってみてみると、屈曲位も若干そういう傾向。
え???と思って触り直すと、
仙骨の仙椎、S3, S4が左に捻れている感じだったのです。
仙骨は三角形の一つ骨として動くと思ってしまっていて、
仙骨底だけで確認できると思っていたので、盲点でした。
L on Rというよりは、本当に仙椎が捻れている感じ。
仙骨の他にも、坐骨神経をはじめとした、
神経系で張りのあった所にもアプローチしたら、
セッション後にビックリするぐらい姿勢が変わり、
腰も楽になったとおっしゃっていました。
そんな事って、あるんですね。
まぁ、頭蓋も歪むぐらいなんですから、
仙椎が歪んでもおかしくないか、、、。

二人目の首の方は、初めての方で、身体全体が捻れている感じで、
痺れのある右側は特に肩と首のスペースが極端に縮こまっている感じでした。
この方の感性がまた素晴らしかった。
ワークしている時に、凄く水と波を感じるなぁ〜と僕が思っていたら、
「何か波にのってるみたいです。」
と彼もフィードバックをくれました。
彼の場合は、ヘルニアのある場所もですが、
胸郭、胸椎部分、丁度肩甲骨の中心辺り(T4辺り)から、
左に捻れている感じでした。
また、骨盤もそういう感じで、
彼自身右側全体がテーブルから浮いている感じ。

まず胸椎から上に徐々にあがっていき、頚椎部をやっている時は、
一度痺れが酷くなりしましたが、
僕の中で骨の位置関係が整うと、痺れも収まるようでした。
胸椎上部から頚椎下部が喧嘩しているようで、
僕がもった印象は、雑巾を絞ったような感じ。
頚椎と胸椎が反対方向に捻れているから、
その中心部分に過度にストレスがかかり、
ヘルニアになってしまった感じがしました。

全身をある程度網羅し、セッションが終わった後にたってもらうと、
「姿勢を良くしようと思ってる訳じゃないのに、姿勢良く立てる。」
「身体の重さが足の裏全体にドッシリのってる感じ。」
と、まさにロルフィング!というコメントをしてくれました。

そんな訳で、今日改めて学んだ教訓は、
デルマトーム的に症状が出ている位置と、ヘルニアの位置、
そして構造的問題がある位置が違う可能性があるという事。
ヘルニアの場所に痺れが出る事の方が多いとは思いますが、
へリニアなどの問題は、その周りの機能障害から、
その場所に過度にストレスがかかっている可能性が多いので、
上、下も確り確認していく事が非常に大事ですね。
もちろん、全身のバランスも診つつ、、、。

そんな訳で、感じる事、身体に委ねる事を大事にしつつ、
考えたり、分析する事も行っています(笑)。
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by hiroisu | 2010-05-28 00:34 | Rolfing

Rotation & Connection

もう先週の話しですが、
往年のロルファー、Gael Ohlgrenの一日WSに午後から参加して来ました。

数ヶ月前ですが、彼女の"Natural Walk"も読んでいて、
興味があったので楽しみにしていって来ました。
思っていた以上に色々学べました。
やっぱりロルフィングのWSは良いね〜。

ロルフィングの形がまた一つ明確になった気がします。
やはり、繋がりですね。
そして、身体の代償作用は回旋でおこる
という事も改めて彼女の口から聞く事で、
やはり自分の進んでいた方向であっていたんだと思いました。

彼女が、足、脚を触った時に、
そこから骨盤、横隔膜、頭までの繋がり、
代償パターンを即座に感じられる感覚は、
さすがだな、と思いました。

その後、早速自分のアプローチも変化しました。
ただ、WSで習ったやり方だと、若干自分が強く出て、
やるモードになってしまうので、
身体に委ねつつも、いつもより繋がりに意識を持っていく事で、
変化が変わってきた感じがします。

丁度香川での出張ワークもあり、
海のすぐ側なので、波を感じつつワークが出来たのも良かったです。
AnnaのFluid Dynamicsで学んだ要素と、Gaelに学んだ繋がりを感じる事が、
丁度上手くマッチした感じです。

ついでに、身体も新しい感覚があり、変化しています。
この一週間で、歩き方が変わった気がして、
最初の3日ぐらいは意識していたんですが、
今は大分意識しなくても普通な感覚になって来ました。

進化している感覚は楽しいですね。
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by hiroisu | 2010-05-25 23:10 | Rolfing

Rolfing & Athletic Training

二回連続でRolfingとは?という話しでした。
日記というよりは、ロルフィングのブログになって来ましたね(笑)。

先週は、ATの友人が訪ねてくれたり、
現場で活動している人にセッションをする機会もありました。
ロルフィングのアプローチに興味があるけど、
実際にロルフィングのコンセプトを知ったり、セッションを受けると、
これをどうやって現場にいかせば良いんだ?
という疑問を持ってしまう人も多いようです。

それも当然。
見ているもの、求めているものが違いますからね。

現場では、ロルフィングのように全体のバランスを見て、
根本的な問題を解決していく時間はありません。
一人に一時間かけていては、回らないのです。
とにかく、目の前にある傷害、
怪我をいかに早く治すかという事に焦点がおかれる事が多いです。
しかし、そのプロセスを早める為に、
ロルフィングで使われるテクニックを使う事ができます。
筋膜リリース的アプローチで軟部組織の癒着を取る事もできるし、
インダイレクトテクニックで、関節のズレを治す事もできます。
身体の使い方を指導する事で、
エクササイズや動きの質が向上する事もあります。
大は小をかねるのです。
知らなかったら、使えない事でも、知っていたら、使える時もあるのです。

鍼でも、経絡治療、全体治療をしなくても、
局所的にアプローチしていって、痛みを取る事もできますよね?
それと同じような感じです。

ただし、人間というものは、より理想的な事や、新しい考え、
より理にかなった事を知ってしまうと、そこを求めようとしてしまいます。
しかし、ロルフィングで得られる身体の変化のプロセスには時間がかかるので、
現場でそれを行うのは無理になって来ます。
そうすると、罪悪感のようなものが生まれてくるんですね。
僕がテキサンズの時に考えていたのがそこです。
自分では、この選手が良くなるのを知っているのに、
時間の制限や環境、現場では、そこまでアプローチできない事に、
いらだちを覚えたりする訳です。
プロでそうなのに、大学、高校ではもっと無理なのは当然です。

でも、それはATとしては良くない。
ATにはATの役割があるのだから、
現場でできる事のレベルをあげていく事はもちろん必要ですが、
ATの領域を出ていく事は、自分以外の人に任せてしまえば良い。
現場の環境内では中々解決できない問題で、ロルフィングや、
他のテクニックが有効であると考えるのであれば、
それはそういった人達を紹介するというのが、
ATの役割だと思います。

ATは治療家では無く、完全なつなぎ役なのです。
幅広い知識を多方面に渡ってもち、
選手にとって最良のものを提供してあげる。
そして、それは必ずしもそのATがやる必要は無く、
本当の意味で優れたATは、他の人に任せるという事ができるATになってきます。

テキサンズの時に、僕はATとして仕事を続け、その役割を続けていくのか、
それとも自分自身がスキルアップする事で、
自分が持っている知識を生かせる環境で働くのかという事を考えていました。
ロルフィングを学ぶと決めた時点で、すでに決心はついていましたし、
今現在は後者の道に進んでいます。

自分が学んだ事や、知っている事を、
現場のレベルで使えるように砕いて講習会などでシェアしていくというのが、
ATなどに還元していける事だと考えています。
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by hiroisu | 2010-05-17 13:57 | Athletic Training

What is Rolfing? II

GW中は、神戸に通訳兼任で講習会に参加していました。
昨年に引き続き、Annaのクラスです。
Annaは、CranioSacralの中でもBIodynamicsを長年学んでいて、
さらにPolarity Therapyや、Dance / Movementにも精通しています。
Hubert Godardのクラスにも参加しているので、
話しの内容は、とってもロルフィングです(笑)。
Rolf Movementのクラスを再度受講している感じがしました。
昨年に引き続き、また新しい感覚をもらって来ました。

前回のロルフィングの話しは、どちらかというと、ハードの方のお話。
ロルフィングのもう一つの効果は、ソフト面にもあります。

人は、身体というものを通じて世界にいます。
未来の事ばかり考えていたり、
過去にとらわれすぎていると、身体にも表れるそうです。
NY Timesに記事が載っていました。
エドは、身体感覚に意識を向けるという事は、
禅と同じで、その場、現在、今にいる事だと言っていました。
その時、その時を確り生きていくという事は難しい事で、
過去の事を引きずっていたり、
未来を想像したりする事にエネルギーを使っている人が沢山います。
しかし、自分の身体にいると、今、現在を生きるという事になるし、
過去や未来にとらわれないので、そこに流れが生まれてきます。

感覚というものには、その人が人生の中で構築してきたパターンがあります。
普通、人は自分のパターンには中々気づかないで生きていますが、
ボディワークなどで、違う自分の感覚というものが分かると、
ハッと気がつく時があるのです。
そして、気がついたら、そこにチョイスが生まれてきます。
知らなければ選べなかった、別の選択肢を選ぶ事もできるのです。

感覚が変われば、動きも変わるし、意識も変わる。
意識が変われば、行動も変わるし、人生も変わって来ます。

変える必要が無い人や、今のままでも十分だという人もいるでしょう。
人の価値観の問題になってくるので、必ずしもロルフィングを受けて、
新しい感覚を得る事が良い事だとはいえないと思いますが、
少なくても僕には色々な選択肢や、
今まで見えていなかった世界が見えるようになりました。

それは、施術者としてでは無く、人生においてもそうです。
たかが身体ですが、されど身体です。

自分の身体や考え方が、どのように築き上げられていったのか知ったり、
自分と向き合うキッカケが、ロルフィングの一つでは無いでしょうか。
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by hiroisu | 2010-05-09 16:36 | Rolfing