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Protocol

講習会などをやった後の質問で多いのが、
こういう時はどうすれば良いんですか?
次へのすすみ方は?
など。

基本的に、殆どの医療関係の場では、
Aの症状の時にはA
Bの症状の時にはB
という風に、ある程度プロトコルがあります。

理学療法士の人のレベルによって差が出てくるとはいえ、
リハビリなどは、ある程度の知識があれば、
誰がやっても同じようなプロセスになります。

しかし、僕が求めているところは、
そういう型がないところを求めています。
つまり、その人が本当に求めていること、
必要なことを提供するのが目標です。
同じ症状であっても、AさんとBさんでは全く違うアプローチになったり、
同じAさんであっても、今日行うか明日行うかで全く違う時もあるでしょう。
つまり、Aさんに対して、Aを行うか、Zを行うか、
自分自身もその場になってみないと分からないという状態です。

それ故に、僕が講習会の目標にしているのは、
その講習会で習ったことしか使えない講習会ではなく、
コンセプトや新しい見方を伝えることで、
今までの知識をいかして、
自分自身のものにできるような講習会です。

プロトコルベースの学習体系に慣れ、
自分で考えなくても答えがある枠の中で生きてきた人達には、
その枠から出て自分で考え、選択することは、
ある意味怖いのかも知れません。
しかし、自分で考えた選択肢で失敗したら、
次は何故失敗したかを考えてアプローチしたら、
自然とレベルはあがってくるはずです。

僕自身も、自分の考えを述べるのではなく、
あなたはどう思いますか?
と一言質問を投げ返すことで、
相手の人が自分で考え、学べるきっかけになるのかも知れませんね。
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by hiroisu | 2009-04-30 11:51 | Workshop

Tokyo Workshop Done

東京で講習会を行って来ました。

昨日の午後、今朝と、二回同じ内容の講習会を行ったんですが、
内容は同じでも、参加者が違うと違う流れになり、
昨日と今日でかなり印象が違いました。
それがまた面白いですね。
皆さんの反応を見ていると、
また同じ内容で講習会をやるのも良いな〜と思いました。
何はともあれ、両方無事に終わってホッとしました。

ファンクショナルトレーニング、コアトレーニングを行っている人達からも、
新鮮だったと言ってもらえて、良かったです。
昨日の夜の懇親会でも、久しぶりに気心の知れた友人、
新しく知り合った方々と盛り上がれました。
古い友人とは、もうかれこれ10年近い交流です。
月日が過ぎるのは早いもので、
学生だった頃とは違う話題になっていたりしても、
お互いに切磋琢磨したり、これからの話しをしたり、
ちょっとマニアックな話しをして盛り上がるのは、変わりませんね。
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by hiroisu | 2009-04-26 20:34 | Workshop

TARZAN

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日本でヘルス・フィットネス系の雑誌と言えば、TARZAN。
僕は高校生時代から購読しています。
アメリカに行ってからは、
一時帰国した時にちょこちょこ立ち読みしたりするぐらいでしたが、
それでも、内容の充実度、一般読者向けの簡単な説明などから、
色々勉強させてもらっていました。

今日、ちょっと立ち読みしていたら、筋膜の話題が結構盛りだくさん。
(Endless Webの筋膜が締まる部位と同じ図も載っていました)
腹腔の説明は、変な教科書よりずっと分かりやすいと思いました。
それから、New York在住ロルファーの記事も載っていました。
62ページからの、NY Fitness Lifeという記事です。
上の内容は読めませんが、目次と数ページ、
こちらから立ち読みできます。

筋膜やロルフィングが、こういった雑誌で取り上げられ、
知られていくのは嬉しいですね。
しかし、ロルファーとして取り上げられているのは、
日本で活動している人では無く、New Yorkerな辺りが、なんとも(苦笑)。

MAT Specialist、Rolferが特別なものでは無く、
フィットネスクラブなど、健康になりたい人が集まる場所に所属する環境が、
日本でももっと増えて来たら良いのになぁ、、、と思います。
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by hiroisu | 2009-04-24 10:59 | Rolfing

Sacrum

自分は趣味と言っても良いぐらい、本屋に行くのが好きです。
アメリカの時も頻繁に本屋に行っては、物色していたものですが、
本の品揃えは、確実に日本の本屋の方が良いです。
特に大きい本屋になると、
アメリカではMedical Bookstoreぐらいでしか見かけられない、
本格的な本が沢山あります。
Osteopathy系の本も沢山あるので、
Amazonなどでわざわざ買いたくは無いけれど、
ちょっと見てみたいというのには最適。
出来る事なら、丸一日本屋に入り浸っていたい!と思う時もあります。

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そんな中、ふと目についた本が、「仙骨理論」。
名前にひかれて、パラパラッと見ていたんですが、
あそこまで仙骨が全ての原因を表すと言い切られると、
そうかもなぁ〜と思ってしまいます。


僕自身、セッションの前に歩き方を見る時は、
仙骨、骨盤の動きの左右差をみて、立っている時にも、
左右の体重のかかり方をみます。
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右図を見てもらえば分かると思いますが、
脊椎の一番下の骨で、骨盤の中心にあるので、下半身、上半身のバランスはどちらも仙骨に影響を与えます。
脊髄を考えた際にも、最後は仙骨です。
頭蓋仙骨療法も、名前の通り頭蓋骨と仙骨を扱う訳ですし、ロルフィングのセッションも、Sacral Holdで終わる事が多いです。

なんだかんだと、大事なのは確実です(笑)。
それ故に、仙骨って呼ばれるんでしょうけどね。
ちなみに、英語、ラテン語のSacrum(Os Sacrum)は、
Sacred Bone(神聖な骨)という意味です。

本屋でそれを読んで以来、意識を仙骨におきながら生活しています。
仙骨の位置を変えてみると、右の踵に体重が確りのるようになったりと、
また新たな感覚が生まれてくるので、毎日新しい感覚で遊んでいます。
身体の繋がりがより明確に意識できると、
それがセッションにも好影響を与えてくれるのも、面白いですね。
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by hiroisu | 2009-04-20 13:04 | Rolfing

First Class

今日、専門学校非常勤講師として、
初めての授業に行って来ました。
専門学校のクラスの雰囲気って全然知らないので、
行く前はワクワク感と軽い緊張感。

日直がいて、起立、礼!なんて事もあり、
おぉ、、、日本の学校だ!という感じです(笑)。
最後のクラスがロルフィング関係だった自分は、
そのギャップを一人で楽しんでいたり。。。

クラスは、40人ちょっとで、
スポーツトレーナー科、スポーツビジネス科など、
色々混ざっている感じなので、
必ずしもクラスにいる全ての子が、
スポーツトレーナーを目指している訳ではありません。
そこら辺は、教える際に気をつけないといけません。

ちなみに、今日のクラスで教える内容は、
「ストレッチ」

色々知りすぎているが故に、
教える際に厄介になってくる所もあるんですが、
基本を教えて行ければな、と思っています。
今日はアドリブだっただけに、ちょっと話し過ぎました。
反省。

ストレッチは、別にトレーナーとしてでは無く、
日常生活の中で行える事なので、
彼らの人生の糧となるような事も織り交ぜながらやりたいなと、
密かに考えていたりします。
自分はロルファーなんで、
もちろんクラスにそんな要素も入れながら、、、。
はてさて、どうなる事やら。
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by hiroisu | 2009-04-14 14:27 | Diary

Ipsilateral Movement

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先週末、奈良県のお城まつりに行って来ました。
その時に見かけた阿波踊り。

太鼓のリズムに合わせて踊る、踊る。
桜の景色と共に楽しんでいた訳ですが、
同側で動いている事に気付きました。
右手を挙げて、右足を前に出してリズムを取る。

普通に歩く時は対側の動きをしますよね?(右手が前、右足が後ろ)

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佐川急便の飛脚でも有名な、
なんば走りと言われる走り方は、
同側で行われる動きで、
日本文化と関係していると
考えられていますが、
阿波踊りもそうだったので、
やはり昔から日本の動きの中に
あるものなんだと思いました。


見ていると、着物の帯が胴の部分を確りと安定させているので、
同側で動いた方が動きやすいんだろうな、という印象を持ちました。
その国の文化と人の動きを比べてみると、
また違った一面が見えて来て面白いですね。

何にせよ、桜景色は良いな〜。
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by hiroisu | 2009-04-08 11:56 | Diary

Studying, Doing, Teaching

勉強する事 実際に行う事 教える事
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三つは、似ているんですが、微妙に違います。
勉強する事で実際に出来るようになるし、
実際に出来るようになって初めて教える事が出来ます。
逆に、教えたり、実際に経験を積む事が勉強にもなります。

ただ、教える時には、他の二つに比べて責任の比重が変わって来ます。
勉強する時も、実際に行う時も、自分が理解していたら良い。
僕の場合は、相手に対してセッションを行うので、
そういう意味では相手の事は考えますが、
自分の行っている事を必ずしも相手に、
1〜10まで理解してもらわなくても良い訳です。
しかし、教えるとなると話しは違います。
自分が理解していない事を教えようとしたら、相手は混乱するだけです。
まず、自分でキチンと理解していないと教える事なんて出来ません。

普段何気なく理解している気で、実際に自分で使っている事でも、
いざ教えよう、パワーポイントにまとめようと思うと、
一度立ち止まって、順序だてていかなければならない事が良くあります。
文献を読み直してみて、改めて理解が深まって行く。
何回読んだか分からない文献でも、改めて読んでみると、
また違う所が理解出来るようになっている。
そして、それが技術に反映される。

講習会をやったり、クラスを持つ事で学べる事は多いなぁ。
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by hiroisu | 2009-04-06 20:53 | Diary

Kevin & Caryn

Rolf Movementで僕のInstructorだったKevin Frankが、
丁度京都ワークショップを終了し、
東京に移動する前に時間が少しあるという事で、
今日京都でKevinとCarynに会って来ました。

今の時期だったら、やはり桜が見れる所が良いと思い、
南禅寺→哲学の道→銀閣寺と回って来ました。
昨日までは肌寒かったりしたんですが、
歩いていると晴天になり、桜も満開!
僕自身桜道を歩くのは10年ぶり?

綺麗な景色の中、おしゃべりしながら、
楽しい時間を過ごさせてもらいました。
講習会の話し、日本人のパターンなど、
色々シェア出来て良かったです。

南禅寺は最近行ったので、良く覚えていましたが、
桜が加わるとまた雰囲気がガラッと変わりますね。
哲学の道は桜道になっていて、脇にお店も色々出ています。
桜一面で綺麗、花の良いにおいがしてくるし、鳥も鳴いていて、
五感全てで楽しめました。
お弁当を持って来て、お花見している人達も沢山。
銀閣寺も凄く久しぶりでしたが、良い所ですね。
上に登って行くと空気がすんできて、
身体がスーッとする感じがありました。

にしんそば、八つ橋、抹茶スフトも食べて、
二人も喜んでくれていたので、
ツアガイドとしての役割は果たせたかな。
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by hiroisu | 2009-04-03 18:11 | Rolfing

To become a professional

NHKの番組、プロフェッショナル 仕事の流儀を昨晩見てました。
昨日はスペシャルで、脳科学者である茂木さんが、
プロフェッショナルで紹介された人達に共通する所、
また、プロフェッショナルの育て方を紹介する内容でした。

教育者、指導者、上司としてのポイントは三つ、
1、あえて教えない
2、ひたすら待つ、ただし観察しながら
3、芽を見つけたら、その時本気でアクション

あえて教えない事で、好奇心、自主性を養い、
また理解した時により多くの脳内ドーパミンが放出されるようです。
でも、自主性が無く、受け身な人は多いですよね?
そういう人達にも、出来るだけ自分たちで考えるようにヒントを与えつつ、
ひたすら自主性が出るまで待つというスタンスが大事だという事でした。

次に、両親は子供の「安全基地」になれと言っていました。
その時のポイントは四つ、
1、やりたいことをやらせる
2、応援団に徹する
3、欠点も受け入れる
4、困った時こそ、手助けをする

自分が失敗しても、帰る場所がある。
そういう心の中の安心感が大切なようです。
当たり前と言えば当たり前なんでしょうけれど、
子供の為と言って、知らない間に親がやってもらいたい事を、
子に押し付けてしまっている人は多いのでは無いでしょうか。
小学生なのに制服を来て電車に乗っている子供を見ると、
そう思ってしまいます。

最後に、自分を育てるにはどうすれば良いか。
これは、「後悔」する事が必要だと言っていました。
後悔する時というのは、何か失敗をした時になる訳ですが、
現実に失敗した事と、
こうすれば失敗しなかったという想像を脳で比較する事で、
適応力が向上するし、
その人の価値観、人生観も見直す事が出来るという事でした。
つまり、失敗から学べという事ですね。

後悔は、自分はセッションの度にやっている事です。
その時にベストの事をしているつもりでも、後になって、
これもやっておけば良かった、こうした方が良かったのでは?
といつも考えています。
慢心していないか?本当にその人が満足してくれているか?
そんな事を考えながら切磋琢磨していったら良いんでしょう。

今月から教える機会も増えそうなので、
そんな時は、はじめの三つを心がけてやって行きたいです。
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by hiroisu | 2009-04-01 12:31 | Diary