カテゴリ:CranioSacral( 4 )

Back from States

事後報告ですが、アメリカに通訳の仕事で行っていました。
今回もオレゴン州アッシュランドです。
毎回ですが、オレゴンに戻ると、家に戻ったような気がします。
大学でいた場所では無いんですけどね。
クラスは、Dr. JealousのBiodynamics of Osteopathyのクラスです。

毎回行く度に彼の凄さを感じさせてもらえる訳ですが、
今回、何が凄いのかなぁ?と考えていました。

彼が言っている事は、他のスピリチュアルワークであったり、
ヒーリングで言われている事と共通することが多いです。
実際、帰りの飛行機の中で見た、
「レ・ミゼラブル」は彼が言っていることを
そのまま再現したような映画です(笑)。
ただ、他のヒーラーさんと彼が決定的に違うところは、
彼はオステオパスなので、
「全て人の身体と向き合う事」でプロセスを学んで来ていることが凄いのかな、
と思いました。

どう思う、どう考えるとかではなく、
Dr. Jealousの場合は、身体の中でおこっていることのプロセスを見て、
それぞれのプロセスを知覚や触感の変化として理解している。
また、解剖学、発生学の知識も凄い。
キチンと何が起こっているのか診断もできる。
それ故に、クラスでも
「今この人のプロセスはこうだから、待っててごらん。」
とか、
「ここに意識を持つと何が変化する?」
という風に解説し、ガイドすることができる。
それも、一瞬です。
全て人の中で見てきた事で、現実に起こっていることを説明しているから、
全てが真実なのです。

多くの人が聞いたことや学んだことを言っていて、
実際に自分でそのプロセスを体験していなかったり、理解していないので、
どうもそこに真実ではないものが混じっていることが多い。

クラスでも、実際にこういう事が起こるよ、というのではなく、
これとこれを見ていたら、どうなる?
という中で色々な体験が生まれて来て、
それがクラスの参加者で共通しているから、
凄いと思うし、真実なんだろうなぁという気がします。
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by hiroisu | 2013-05-18 09:59 | CranioSacral

CranioSacral Therapy II

CST IIは、前半と後半でちょっと趣向が違いました。
前半は、蝶形骨をさらに詳しく見ていき、
残りは内臓(顔面)頭蓋にアプローチしていきました。
後半は、全身の評価法をCranialSacral Rhythm(CSR)以外で習い、
SomatoEmotional Release(SER)、
子供へのアプローチなどについて見ていきました。

前半の内臓頭蓋の内容は、
ロルフィングの第7セッションにとても役立つ内容でした。
そういえば、普段自分が第7セッションで行う、
歯のチェックの仕方をCST IIでも行いました(笑)。
やっていた事は同じだったか〜!
誰に教えられた訳でも自然とやっていたのは、
やはり身体がそういうものだからなのかな?

さて、後半は突然エネルギー的な要素が強くなりました。
ロルフィングとSourcePointのバックが無い頃の自分だったら、
理解できなかったかも?

外部からのトラウマ(傷害)で、身体に外部からエネルギーが加わると、
それがEnergy Cystというものを作る事になり、
それが自分の身体には属さないエネルギーの波動を出すので、
ゆくゆくは組織にも影響が出るというもの。
筋膜、組織的問題はEnergy Cystの「二次的なもの」というコンセプトで、
SourcePointで見て行くEnergy Blockと同じようなコンセプトでした。
完全には同じでは無いですけどね。

よって、Energy Cystを取り除いてあげないと、
どんなに組織にアプローチしてもまた問題が戻ってくるし、
逆にEnergy Cystだけ取り除いても、組織がそのままだったら、
またCystが形成されるという事です。
エネルギーと組織の両方にアプローチする必要がある訳ですね。

そういう内容をCST IIでカバーすると思っていなかったので、
ちょっと意外でしたが、
またエネルギー体としての身体を理解する手助けになりました。

急性期の関節の怪我をindirect techniqueで整えてあげると、
組織への影響が極端に少ないのも、
このセオリーで考えれば納得いきますね。

ちなみに、John Upledgerの身体とエネルギーの関係はシンプルで、
身体は通電性があるので、電気が流れるし、
電気が流れたら、その周りに磁場が起るというものでした。
まさにその通りでしょう。

話しは変わって、全身の評価法。
インストラクター、リサの評価法は魅力的でした。
身体の各部位で、筋膜、エネルギー、CSRを同時にチェックしていました。
どんなモダリティにせよ、長年の経験を積んだ、
セラピストの人が養う感覚というのは凄いものがありますね。
僕は、Energy Cystに関しては、Vibrationという感覚はあったものの、
Archingでピンポイントにすぐに見つける事はできなかったので、
練習していきたいと思います。
Facilitated Segmentなるものも、
いまいちこれだ!と明確に分からなかったので、
これも時間と共に養われてくる事でしょう。

最後に、CST I&IIは凄くアカデミックな感じのクラスだと思いました。
大学のクラスを受けている気分でした。
もちろん、実技も多いし、質問もいつでも出来るんですが、
ロルフィングなどのクラスと違って、
何か一つの事をインストラクターと学生で
ディスカッションするという時間が少なく、
また、身体で実際に感じるという時間もあまり無いので、
ドライな感じがしました。
もしかしたら、リサのスタイルなのかも知れないですけどね。
でも、クリアカットな、バイオメカニクス的内容は、
こういう感じで学べる方が時間的にも効率が良いし、
理解しやすいです。
バランスが大事ですね。

追記:
CSTのWS中は身体はかなりバランスが崩れていました。
慣れないベッドで寝て、サンダルで結構歩き回ったのと、
散々頭蓋をいじったからでしょう。
珍しく梨状筋がパンパンになって、
夜痛みで目が覚めたりしました。
頭蓋いじって、仙骨、骨盤周りをあまりやらなかったら、
梨状筋が怒るのも分かりますよね。
そんな訳で、かなりdisintegrateされた気分だったんですが、
日本に帰って来てから色々セルフでやっていたら、スッキリしました。
外の雑音が取れたら、
身体の中が変わっているのをより実感できています。
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by hiroisu | 2010-08-08 02:00 | CranioSacral

CranialSacral Therapy I

CST Iでは、まずクレニアルリズムを触診する練習をし、
スティルポイント、クレニアルパンピングから始まり、
骨盤底膜、横隔膜、胸郭出口、舌骨、後頭骨底、
硬膜、脳頭蓋(脳を包む頭蓋骨)へのアプローチをやりました。

まずは、クレニアルリズムの早さに慣れるのに始め少し戸惑いました。
いつもは、もっとゆっくりしたリズム(mid tideのlevel)を感じていたので、
クレニアムリズムの5〜10秒のサイクルは凄く早く感じました。
でも、慣れるとすぐに感じられるようになり、
前までより手の感覚は確実に明確になった気がします。

水平膜へのアプローチはロルフィングで行う、
indirect techniqueの要領と同じなので、問題無く出来ました。
軽い圧しかかけない為(5gの圧)、
奥の問題のある組織のリリースに時間がかかる印象が強かったですが、
あれだけ軽くでもリリースするのも事実なので、勉強になりますね。
普段の自分が組織の行きたい方向性を促して、
それと共に組織のリリースを行うという事を、
いかに無意識で行っていたか、
こうして違うアプローチをする事で、改めて感じました。

これは、脳頭蓋にアプローチしている時にも強く感じました。
いつもの場合、もった時に感じるズレと正しい位置、
身体の動く方向を認識したら、後は身体に委ねてしまうので、
持続的に垂直の圧をかけて待つというのに違和感を感じました。
僕はfunctionalよりなアプローチをどうやら普段行っているようです。

もう一つ印象に残ったのは、CSTでは、
CranioSacral Rhythm(CSR)を評価の一つとして使いますが、
治療的目的で使うという事があまり無かったのがちょっと意外でした。
僕はCSTはCSRを使ってアプローチするものだと思っていたので、
それは自分が勝手に間違えて考えていただけだったようです。
どちらかというと、CSRの流れの弊害になっている、
骨と膜のバランスを力学的に整えるという感じですね。

CST Iで解剖やどの骨のアプローチする時に、
どういう目的でやっているという事を学ぶ事で、
頭蓋の中をより明確に感じる事ができるようになった気がします。

受け手としては、側頭骨のテクニックの時に、
デモになってインストラクターにやってもらいました。
前から左の側頭骨の辺りの居心地が悪かったんですが、
リリースが起ったら、その部分がスッキリしました。
左の側頭骨を引っ張ってもらった時に、
小脳テントの所から引っ張られる感じがしました。
日本に帰って来てから気づいたんですが、
曲をヘッドフォンで聞いた時の振動の響き方が、
今までよりクリアにダイレクトに響く感じになっていました。
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by hiroisu | 2010-08-08 01:02 | CranioSacral

CranioSacral Therapy - Into -

さて、前述しましたが、シンガポールには、
Upledger InstituteのCranioSacral Therapy (CST) I&IIを
履修しに行っていました。

CSTは日本語でいうと頭蓋仙骨療法になります。
人の頭蓋、頭というのは、一つの骨では無く、
いくつもの骨が3Dジグソーパズルのように合わさって出来ています。
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そして、中枢神経系(脳と脊髄)を覆う硬膜の中には、
脳脊髄液が流れていて、それがある一定のリズムを刻んでいます。
そして、そのリズムを頭蓋を通じて感じる事が出来るんですね。
(正確には身体全体で感じる事ができます)
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頭蓋仙骨療法は、頭蓋仙骨系のバランスを取り戻し、
中枢神経の働き、脳脊髄液の流れなどを促す効果があります。

頭蓋の縫合と言われる関節のようになっている部分や、
硬膜にアプローチしていくので、
筋膜、結合組織を扱うという点でロルフィングと似ています。
そんな訳で、ロルファーの人でCSTを勉強する人が多いのですね。
というか、最近のRIではAdvanced Trainingの前に、
CranioSacral系の勉強をする事が必須になっています。

CranioSacralと名の付くセラピーは色々あるのですが、
大きく三つの種類に分けられると考えられ、それぞれ、

Biomechanical
Functional
Biodynamics

とあり、代表者を書くと、

Biomechanical: John Upledger
Functional: Hugh Milne
Biodynamics: Franklin Sills, Michael Shea, Charles Ridley, James Jealous DO

などになります。
もちろん、他にもいますが、
出版などされていてる方を中心に挙げています。

何が違うかというと、上から下に行くにつれ、
より施術者の介入が減っていき、
意識のレベルも高次なものになっていくというのが、
一番簡単な説明になるかと思います。
興味のある方は、Charles RidleyのStillnessを読むと、
違いが良く分かるかも知れません。
本に興味がある方はこちらを参考にして下さい。

さて、AnnaのクラスでBiodynamicsをかじったし、
SourcePointを使う人達で、僕に影響を与えてくれたロルファー達、
Bob, Ray, Duffyは全員Biodynamicsを勉強していています。
そもそも、SourcePointの講習会の時に、
軽く手を頭蓋に触れていたら、骨が動いて元の位置に戻ったので、
自分の中ではCSTとはそういうものだと勝手に思っていたんです。
それ以来、CST、Biodynamicsと色々な本を読んだりしていたんですが、
まずはベースが必要だという印象を持ちました。

Charlesにしてもそうですが、多くの人が、
まずはCSTが導入になり、
そこから発展してBiodynamicsに以降していっています。
なので、僕もそのステップを踏んでいこうと考えた訳ですね。
頭蓋骨、膜の解剖学とそれに関するテクニックも
確り基礎から学びたかったのが、今回CSTに参加した動機です。
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by hiroisu | 2010-08-07 22:54 | CranioSacral