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Structural Integration

ロルフィングとストラクチュアル・インテグレーション(S.I.)は、同じもの。
ロルフィングは、S.I.の通称。あだ名。

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現在では、ロルフィング(Rolfing®)、
左の小さな男の子のロゴ®は登録商標で、
ロルフ・インスティテゥート(R.I.)を
卒業したものだけが使える。
つまり、ロルフィング、
ロルファーと名乗っている人達は、
R.I.を卒業した、
S.I.を行う人達だと思って頂ければ良い。

つまり、ロルフィングを受けたい(=S.I.を受けたい)けど、
ロルファーが身近にいなければ、S.I.を行っている人を探してもらえば良い。
R.I以外のS.I.の代表的な学校にギルドがあるが、ギルドで習った人の方が、
アイダ・ロルフのクラシックレシピという意味では、
そのまま忠実なケースが多い。

アイダ・ロルフの生み出したワークを行うものとしては、
ロルファーだろうが、S.I.プラクティショナーだろうが、関係ないと僕は思う。
どれだけワークで効果がでるかは、出身校の問題では無くて、
プラクティショナーの人間性と、どれだけ自分で勉強して、
経験しているかが重要だと思う。
アスレティックトレーナーも一緒。
資格をとった時点で満足している人は、自然淘汰されていくと思う。

ただ、難しいのは、トレーニング中の学生だったり、
例えば前回の長野で行われた講習会のように、
ロルフィングのコンセプトに触れた事のある人達。
特に、トレーニング中でも一度10シリーズを行った後は、
人の身体に触れる時に、どうしてもロルフィング的なタッチになってしまう。
じゃあ、そういう人達は、どう自分のテクニックを呼べば良いのか?

こういう問題は、一度公の場でルールを決めておかないと、
これから先にも問題がでてくるはず。
それこそ、ATCの場合だったら、トレーナーと呼ばないで、
アスレティックトレーナーと呼ぶことに拘り続ける事もそう。
政治的な問題にはなってきて、
僕はどうしても鬱陶しいと思ってしまうけれど、
プロフェッショナルとして確立されて、
同じような他の職種の人達と区別してもらう為には、
そういう事も必要だと思う。

ただ、ロルフィングも、ストラクチュアル・インテグレーションも、
世間一般の人達は、聞いた事もないですっていう人の方が多いのだから、
S.I.を世に知ってもらう為に、一つになって同じ方向に進めたら良いと願う。
徐々に皆に知ってもらえるように、
地道に啓蒙活動をしていく事が大事だと、僕は思う。

とりあえず、僕のブログを読んで下さっている人達には、
ロルフィング=ストラクチュアル・インテグレーションという事を、
理解して頂けたかな?

by hiroisu | 2009-07-30 23:44 | Rolfing

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