人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Backpack & Awareness

最近気になっている事です。
鞄のしょい方、使い方。

水曜日にクラスを教える時には、
コンピューターを持って行くので、
バックパックはかなり重たくなります。
ショルダーバックも持っているんですが、
片方だけに重みがかかると、
どうしても身体のバランスを取り辛いので、
やはり重たくなる時は、バックパックにしています。
Backpack & Awareness_a0021482_22575234.jpg
そんな時に気をつける感覚二つ。
一つは、肩甲骨と骨盤で重さを感じて、
脊柱は自由に動かせるようにイメージ。
図のように、肩甲骨と骨盤が歯車になっていて、
その間に仙骨と脊柱が挟まっている感じ。
感覚的には、肩甲骨と骨盤が下に重くなる分、
脊柱は上に飛び出していく感じです。
ピストン運動では無いですが、
肩甲骨と骨盤とは別に
脊柱が動いているのをイメージすると、
軸が作りやすいし、
重たいものをしょって歩いていても疲れ辛いです。

もう一つは、重心位置の確認。
後ろに重いものを背負うという事は、
身体の重心はどうしても後ろにいってしまいます。
それを自分の感覚を使って上手く中心にくるように再度適応させていくと、
後ろにのけぞる感じや、骨盤ばかり先に出る感じがなくなり、
コア部分が確り使えるようになります。

それとは別に、日本だとショルダーパックが多いですよね。
特の女性の場合、必ずと言って良いほど小さな鞄は持ち歩くので、
実はそれが知らない間に身体の癖になっていたりします。
右側にばかり体重が乗っているなぁ、、、と思うと、
実は鞄は常に右肩にかける、またはその逆だったり。
歩いている人をみてもらえば分かりますが、
左肩に鞄を持っている人は、重心が若干左側になるのと、
左側の肩甲骨の動きが制限されるので、
それを補う為に右側の骨盤の動きが大きくなっています。

何気ない日々の行動ですが、時々鞄を持つ肩を変えてあげると、
違った感覚を楽しめたり、身体がアンバランスになる予防になるので、
試してみて下さい!

by hiroisu | 2009-05-15 23:02 | Rolfing

<< What I am drink... Coincidence - S... >>