MAT as evaluation
2008年 09月 12日
MATは、可動域と筋力をテストするテクニックですが、
MATを知ることで、ATC的には評価にも使えます。
この夏に、二人足部の痛みがあるランナーを見ました。
まずコーチが心配するのは、疲労骨折。
評価の際には、場所的なもの、触診などで疲労骨折の可能性を探る訳です。
チームで働いているATCだったら、そこで骨折の疑いがある場合、
レントゲン、またはCAT Scanという流れになるでしょう。
しかし、日本の実業団でこちらに来ているチームの場合、
そういう訳には行きません。
そこで、もう一つのアプローチ。
MATでまわりの筋肉の機能を向上させて、どう痛みが変わるか診る。
それで痛みが減少した場合には、
筋肉から来る問題だという可能性が高くなりますよね。
後は、触診のレベルも上がるので、骨の触診をした時に、
それが筋の付着部なのか、骨と骨の間の靭帯なのか、
骨なのかもより分かるようになります。
自分的には、疲労骨折やシンスプリントなどの問題は、
基本的に筋の働きが悪くなって起こる問題だと思っています。
オーバーユーズ系の問題は、
使いすぎ→特定の筋肉シャットダウン→
バイオメカニクスの崩れ→骨や骨膜へのオーバーストレス
という流れだと思いますから。。。
さて、では疲労骨折がある際にも、筋機能が向上したら、
痛みが減る事はあるのか?
という疑問があると思います。
僕は、あると思います。
極端な話、疲労骨折していても、まわりの筋肉が確り働いていて、
痛みが出ないのであれば、そのまま練習を続けても大丈夫だとも思います。
疲労骨折のある部位にストレスがかからない状態を作ってあげたら、
動いている方が治りは早い訳ですから。
もちろんこのようなケースの場合、
コンスタントにMAT Specialistが筋力をチェックしなければいけませんけどね。
そんな訳で、ATCとしてMATを知っていると、
かなり強い武器だなぁ、と思います。
今ふと考えたら、日本人でATC+MAT Specialistなのってまだ僕だけなんですね。
今度のInternshipには、
二人日本人ATCがMAT Internshipに参加する事になっています。
これからもっと増えて来ると面白いだろうなぁ~。
MATを知ることで、ATC的には評価にも使えます。
この夏に、二人足部の痛みがあるランナーを見ました。
まずコーチが心配するのは、疲労骨折。
評価の際には、場所的なもの、触診などで疲労骨折の可能性を探る訳です。
チームで働いているATCだったら、そこで骨折の疑いがある場合、
レントゲン、またはCAT Scanという流れになるでしょう。
しかし、日本の実業団でこちらに来ているチームの場合、
そういう訳には行きません。
そこで、もう一つのアプローチ。
MATでまわりの筋肉の機能を向上させて、どう痛みが変わるか診る。
それで痛みが減少した場合には、
筋肉から来る問題だという可能性が高くなりますよね。
後は、触診のレベルも上がるので、骨の触診をした時に、
それが筋の付着部なのか、骨と骨の間の靭帯なのか、
骨なのかもより分かるようになります。
自分的には、疲労骨折やシンスプリントなどの問題は、
基本的に筋の働きが悪くなって起こる問題だと思っています。
オーバーユーズ系の問題は、
使いすぎ→特定の筋肉シャットダウン→
バイオメカニクスの崩れ→骨や骨膜へのオーバーストレス
という流れだと思いますから。。。
さて、では疲労骨折がある際にも、筋機能が向上したら、
痛みが減る事はあるのか?
という疑問があると思います。
僕は、あると思います。
極端な話、疲労骨折していても、まわりの筋肉が確り働いていて、
痛みが出ないのであれば、そのまま練習を続けても大丈夫だとも思います。
疲労骨折のある部位にストレスがかからない状態を作ってあげたら、
動いている方が治りは早い訳ですから。
もちろんこのようなケースの場合、
コンスタントにMAT Specialistが筋力をチェックしなければいけませんけどね。
そんな訳で、ATCとしてMATを知っていると、
かなり強い武器だなぁ、と思います。
今ふと考えたら、日本人でATC+MAT Specialistなのってまだ僕だけなんですね。
今度のInternshipには、
二人日本人ATCがMAT Internshipに参加する事になっています。
これからもっと増えて来ると面白いだろうなぁ~。
by hiroisu | 2008-09-12 11:33 | MAT