Car Accident
2008年 06月 21日
今回、初めての交通事故で、色々学びました。
一週間の流れの後、僕が知らなかった事を解説します。
6/16(月)
月曜日の夜、事故発生。
運転中、後ろから当てられました。
アメリカでは、事故の際通常お互いの保険、連絡先などを交換します。
加害者Tは免許、保険を保持していない。
しかし、現金で損害額を全て払うと言っている。
(彼は、保険を通して払うと、負担額が大きくなるし、
彼のバックグラウンド的に、牢屋行きの可能性も高い)
丁度警察が通りかかったので、ケースレポートを取ってもらう。
(注:アメリカでは、事故の際に怪我人がいない場合、
警察沙汰にしない事も多いようだが、
警察に現場を押さえてもらった方が後々安心)
口約束などは、何の意味も持たない国なので、
こういった公式記録を残しておく事は大事。
自分の車はマフラーが地面にすれていたが、家まで自力で帰る。
6/17(火)
車をAuto Shopに持っていく。
対応してくれた人の感じも良く、
見積もりなどもすぐに追って連絡してくれ、
事はスムーズに運ぶと思われる。
夜、Tに電話で連絡。
前日と同じで、全額払うと言っている。
6/18(水)
MAT Final.
試験前にAuto Shopにて書類にサインをする。
デンバーへ行く途中、Auto Shopの人から、
念の為に自分も保険にClaimを出していく事を勧められる。
6/19(木)
朝一番で自分の自動車保険に相談に行く。
とりあえず、Police Case Reportをもらい、
Tに一刻も早く見積り額を払ってもらう事を勧められる。
Tに何度も電話するが、答えなくなる。
(携帯なのに返事をしない、メッセージを残しているのに、
電話を返さないという事で、Tへの信頼は急降下。
嫌な気分になる。)
Police ReportをPublic Serviceにてもらう。
夜、Tが電話でつかまったので、事情を説明。
自分が彼のアパートに行く事を伝えると、了解する。
明日の朝、また電話をくれという事で、会話は終わる。
6/20(金)
朝電話するが、相変わらずでない。
Tが僕に渡した住所、そして、
Police Reportにも明記されている住所へ行く。
電話するが、相変わらず連絡なし。
部屋もノックするが、返事なし。
外には、事故で走れなくなったTの車があるものの、
違法駐車だからすぐに移動しないと、Towされるとチケットが張られている。
アパートのLease Officeに行って、Tが明記した住所にTが住んでいるか聞く。
そんな人物はいないと言われる。
(ルームメートがLease Ownerの可能性はあるものの、
この時点で堪忍袋の緒は切れる)
Officeの電話からもTに電話するが、返事なし。
ボルダーに戻り、自分の保険会社へ行き、事情説明。
このケースでClaimを出す。
これで、後は保険会社とTの問題になる。
以上が、一週間の流れ。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
もしTが保険を持っていた場合、この事故はTの非なので、
Tの保険会社が自分の車の修理費などを負担して、一見落着。
しかし、Tは保険を所持していなかったので、
Tが僕の車の修理見積り額、修理中のレンタカー代などを自腹で払うというのが、
今回の事故の一番スムーズなケース。
ちなみに、コロラドはアメリカで一番自動車保険所持者の割合が少ない州だそうで、
40%弱の人が保険を所持していないらしい。。。
それを聞いた時には、愕然。
アメリカという国でそうすんなり事が進む可能性は少ないんだろうなぁ、
と思うものの、Tの車、ステータスから、ボンボンの子だと推定。
T的には僕に直接払わない事による弊害の方が多いため、可能性はあると思った。
少なくても、始めの数日は向こうの対応もフレンドリーで、
事はスムーズに進んでいると思われた。
しかし、木曜日、金曜日でその状況は変わる。
自分もこのまま黙っていても、
全額自腹で払うなんて事になりかねないので、
自分の保険の方に依頼。
今回のケースの場合、僕に非は無いので、自分の保険を通しても、
自分の保険のレートが上がったり、事故のレコードが残る事も無いが、
Deductible(免責金額)を支払わなければいけない。
しかし、Tが後々保険会社の要求額を支払った場合、
そのDeductibleは自分に戻ってくるらしい。
もちろん、こういうケースですんなり事が進むケースは少ないから、
いつそのDeductibleが返ってくるかは分からないが、
自分一人でやり取りして、Tが捕まるか分からない状況よりは、
保険会社に任せてしまった方が、精神的にも非常に楽である。
そして、Claimを出した後でも、もしTが全額支払った場合、
そのClaimを取り下げる事も出来る。
僕は、今までその後者の部分を知らなかった。
もし知っていたら、事故にあった次の日、Auto Shopの推定額が出た時点で、
保険会社の方にClaimを出していた。
そうすれば、水曜日から金曜日までのanxietyを経験する必要は無かった。
大きなお金のやり取りだし、MAT Finalと重なった事もあり、
精神的なストレスはかなり高かった。
その後、Tが全額すんなり支払ったらClaimを取り消せば良い訳だし、
今回のようにゴネタ場合、全て保険会社が請け負ってくれる。
的確なアドバイスをくれた、Auto Shopの人に感謝。
以上、自分の経験が参考になれば良いと思い、ブログに残しました。
一週間の流れの後、僕が知らなかった事を解説します。
6/16(月)
月曜日の夜、事故発生。
運転中、後ろから当てられました。
アメリカでは、事故の際通常お互いの保険、連絡先などを交換します。
加害者Tは免許、保険を保持していない。
しかし、現金で損害額を全て払うと言っている。
(彼は、保険を通して払うと、負担額が大きくなるし、
彼のバックグラウンド的に、牢屋行きの可能性も高い)
丁度警察が通りかかったので、ケースレポートを取ってもらう。
(注:アメリカでは、事故の際に怪我人がいない場合、
警察沙汰にしない事も多いようだが、
警察に現場を押さえてもらった方が後々安心)
口約束などは、何の意味も持たない国なので、
こういった公式記録を残しておく事は大事。
自分の車はマフラーが地面にすれていたが、家まで自力で帰る。
6/17(火)
車をAuto Shopに持っていく。
対応してくれた人の感じも良く、
見積もりなどもすぐに追って連絡してくれ、
事はスムーズに運ぶと思われる。
夜、Tに電話で連絡。
前日と同じで、全額払うと言っている。
6/18(水)
MAT Final.
試験前にAuto Shopにて書類にサインをする。
デンバーへ行く途中、Auto Shopの人から、
念の為に自分も保険にClaimを出していく事を勧められる。
6/19(木)
朝一番で自分の自動車保険に相談に行く。
とりあえず、Police Case Reportをもらい、
Tに一刻も早く見積り額を払ってもらう事を勧められる。
Tに何度も電話するが、答えなくなる。
(携帯なのに返事をしない、メッセージを残しているのに、
電話を返さないという事で、Tへの信頼は急降下。
嫌な気分になる。)
Police ReportをPublic Serviceにてもらう。
夜、Tが電話でつかまったので、事情を説明。
自分が彼のアパートに行く事を伝えると、了解する。
明日の朝、また電話をくれという事で、会話は終わる。
6/20(金)
朝電話するが、相変わらずでない。
Tが僕に渡した住所、そして、
Police Reportにも明記されている住所へ行く。
電話するが、相変わらず連絡なし。
部屋もノックするが、返事なし。
外には、事故で走れなくなったTの車があるものの、
違法駐車だからすぐに移動しないと、Towされるとチケットが張られている。
アパートのLease Officeに行って、Tが明記した住所にTが住んでいるか聞く。
そんな人物はいないと言われる。
(ルームメートがLease Ownerの可能性はあるものの、
この時点で堪忍袋の緒は切れる)
Officeの電話からもTに電話するが、返事なし。
ボルダーに戻り、自分の保険会社へ行き、事情説明。
このケースでClaimを出す。
これで、後は保険会社とTの問題になる。
以上が、一週間の流れ。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
もしTが保険を持っていた場合、この事故はTの非なので、
Tの保険会社が自分の車の修理費などを負担して、一見落着。
しかし、Tは保険を所持していなかったので、
Tが僕の車の修理見積り額、修理中のレンタカー代などを自腹で払うというのが、
今回の事故の一番スムーズなケース。
ちなみに、コロラドはアメリカで一番自動車保険所持者の割合が少ない州だそうで、
40%弱の人が保険を所持していないらしい。。。
それを聞いた時には、愕然。
アメリカという国でそうすんなり事が進む可能性は少ないんだろうなぁ、
と思うものの、Tの車、ステータスから、ボンボンの子だと推定。
T的には僕に直接払わない事による弊害の方が多いため、可能性はあると思った。
少なくても、始めの数日は向こうの対応もフレンドリーで、
事はスムーズに進んでいると思われた。
しかし、木曜日、金曜日でその状況は変わる。
自分もこのまま黙っていても、
全額自腹で払うなんて事になりかねないので、
自分の保険の方に依頼。
今回のケースの場合、僕に非は無いので、自分の保険を通しても、
自分の保険のレートが上がったり、事故のレコードが残る事も無いが、
Deductible(免責金額)を支払わなければいけない。
しかし、Tが後々保険会社の要求額を支払った場合、
そのDeductibleは自分に戻ってくるらしい。
もちろん、こういうケースですんなり事が進むケースは少ないから、
いつそのDeductibleが返ってくるかは分からないが、
自分一人でやり取りして、Tが捕まるか分からない状況よりは、
保険会社に任せてしまった方が、精神的にも非常に楽である。
そして、Claimを出した後でも、もしTが全額支払った場合、
そのClaimを取り下げる事も出来る。
僕は、今までその後者の部分を知らなかった。
もし知っていたら、事故にあった次の日、Auto Shopの推定額が出た時点で、
保険会社の方にClaimを出していた。
そうすれば、水曜日から金曜日までのanxietyを経験する必要は無かった。
大きなお金のやり取りだし、MAT Finalと重なった事もあり、
精神的なストレスはかなり高かった。
その後、Tが全額すんなり支払ったらClaimを取り消せば良い訳だし、
今回のようにゴネタ場合、全て保険会社が請け負ってくれる。
的確なアドバイスをくれた、Auto Shopの人に感謝。
以上、自分の経験が参考になれば良いと思い、ブログに残しました。
by hiroisu | 2008-06-21 10:33 | Diary