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Upper Extremity - Some Ideas

さて、先週末のMATで脳ミソは若干上半身に移り気味(笑)。
最近、下半身から骨盤周りについて考えている事の方が多かったので、
良い傾向といえば良い傾向かも知れないですね。

前まで、野球で良く使う肩甲骨まわりのエクササイズに、
MATでのアプローチと、
Anatomy Trainsのコンセプトも加えて、
人体実験してます(笑)。

良い感じ。
今まで、何となく分かったつもりでやってたのが、
頭の中で確実に繋がりが出来上がって来ました。
肩甲骨周り、ローテーターカフの為の、
ちょっと凝ったエクササイズルーティーンでも考えてみようかな。
上半身は手先がオープンだから、
キネティックチェインを下半身ほど考慮しなくて良いし、
考えやすいんです。

ところで、今まであんまり気にした事無かったんですけど、
今回はっとした事。
上腕骨外旋と肩甲骨内転、
上腕骨内旋と肩甲骨外転の動きは、
ペアになる場合が多いという事。

つまり、肩甲骨内転筋を短くしたい時は、
上腕骨は外旋位の方が良いって事。

それと、基本的に肩甲骨の動きは、
肩甲骨内転 + 下方回旋、
肩甲骨外転 + 上方回旋がペア。

そうやって考えて行くと、肩甲骨周囲筋を刺激したい時に、
どういう位置に腕を持っていった方がより効果があるかが、
よりスペシフィックに考えられるようになったり。

後は、体の中のレイヤーで繋がりを考えています。
今日は肩甲挙筋と、上腕三頭筋長頭の付着部が、
下方回旋の時にフォースカップルになるように、
丁度肩甲骨の対極についてるなぁ~、
なんて、今まで注目した事が無い事を発見してみたり。

こうやって上半身の事も考え出すと、
より体の繋がりが理解出来る気もします。
例えば、
僧帽筋がT12に付着してるって事は、
大腰筋と僧帽筋が、T12の前後のバランスを整えてる可能性もあるなぁ、とか。

ま、こうやって書き出したら、終わらないので、
そろそろ終わりにします。

by hiroisu | 2008-01-24 11:12 | Athletic Training

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