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To think

RolfingもMATも、考える能力が必要です。
ま、Athletic Trainingもそうなんですけど・・・。

ただ、RolfingもMATも、考えなくても、
教えられた事さえある程度できるようになったら、
それなりになる事ができる程、パワーがあります。
それだけ、創始者の人達が賢かったと言わざるを得ないかな、、、。

Athletic Trainerも、ATとして必要最低限だけの機能をしたいなら、
頭を使う必要ありません。
ATCになるまでの過程で勉強はしなくてはいけませんが、
基本的には暗記だけでも何とかなりますし。
そして、ある程度経験を積んだら、分かるようになってきますし。。。

でも、それじゃつまらなく無いですか?
少なくても、僕にはそうです。

教えられた事を理解して、
それを自分の物にして、
応用していく事に意味があると思うんですよね。
つまり、根本さえ分かっていたら、
その後は、自分で考えたら良い訳です。
ただ、その考える事が出来ない人が多い。

数学が出来ない人の多くは、
数式、方程式の類は暗記できるけど、それが使えない。
だから、応用問題とかになると、分からなくなってしまう。
数学では殆どの場合正しい答えがありますね。
しかし、人の体には、間違った答えが無い訳です。
そこが面白い所であり、難しい所なんでしょう。

つまり、何をやっても良いはずなんですが、
あまりにチョイスが多い為に、
これが正しい答えで、これをしなければいけない、
というインストラクションにはならない訳なんですね。
そうすると、今まで考えて来ていなくて、
これをしなさい、と言われる事をやってきた人達は、
そこで何をしたら良いか分からなくて、ロストしてしまう。

そして、改めて基本的な解剖学、
バイオメカニクスの知識がどれだけあるかも暴露されてしまう。
基礎があって、考えられる人には、
すんなり受け入れる事が出来るコンセプトも、
両方準備が出来ていない人達は、
やはりロストしてしまうんですね。

答えを求める質問をする前に、
答えを自分で考える習慣をつけた方が良いと思う。。。
考える前の段階で、どこに違和感を感じるか、
どこを見れば良いかも分からない人は、
もっと基本的な事を勉強する必要があるんでしょう。

正しい答えでは無く、その過程が大事だと思うんだけどね。

by hiroisu | 2007-11-02 08:44 | Diary

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