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Next Step

さて、4月も早くも終わってしまいました。
もう5月です。
ドラフトも終わり、Texansも2007年のシーズンに向けて、
動き始めたという所でしょう。

そんな5月、僕は18日でTexansでの仕事が終了します。
首とか、辞めるとか、ドラマチックなものでは無く、
次のYear-Internとの兼ね合い、自分の都合で、その日になりました。

次の行き先は、ちょっとAthletic Trainingとは離れて、
Rolfingという技術を学ぶ為に、コロラド州のボルダーに行きます。
ボルダーにずっと滞在するか、途中インターンやパートタイムで働きつつ、
時間をかけてRolfingの資格を取得するかはまだ決めていませんが、
現時点での目標は、Rolferになる事です。
引越しが面倒なので、できればボルダーに滞在したいんですけどね。
ちなみに、僕が通う学校はこちらです。RISI

Rolfingを物凄く簡単に説明すると、
手技で、人の身体を重力に対して、
一番適している姿勢にする手助けをするというものです。

Rolfingに興味を持ったのは、
数年前から追い求めていた、原因追求にあります。
僕は、Non-Contactの怪我は、その選手の責任であり、
全て防げるものだと思っています。
では、何故こんなにHamstring Strainとか、腰痛になる人がいるのでしょうか?
Strength Conditioningで、怪我の予防をしているはずでは無いのか?
NFLの選手で、怪我が多い選手には、共通している所があったりします。
Athletic TrainerのJobの一つにPrevention(予防)があるにも関わらず、
どれだけ僕達は予防しているんでしょうか?

PESの勉強をして、そのコンセプトを色々リハビリで使ってきて、少し視野が開けました。
結局行き着いた結論は、一つの筋肉のアンバランスが、他に影響を及ぼし、
それが全体に伝わっていくから、突き詰めていったら、
全身見ていかないと駄目だ、という事でした。
その為には、姿勢の事とか、もっと色々知らなきゃいけない事が沢山ある、
と、漠然と思いつつ色々勉強している時に出会ったのがRolfingでした。
コンセプト、考えている事が僕の勉強したい事とバッチリ一致していたので、
これだ!!!
と思った訳です。

もう一つは、日常、トレーニングルームでも、
かなりマッサージ、マニュアルセラピーなどの手技を使うにも関わらず、
特別な資格も持っていないし、クラス数回分のレクチャーしか受けていないという事です。
それでも、大学時代からマニュアルセラピーには興味があったので、
自分で色々勉強したり、試してきました。
最近二年間は、MLB、NFLの選手を扱ってきて、
選手によってはプロのマッサージセラピストより良いといってくれる選手もいました。
でも、自分で納得がいかないのと、自分ひとりで練習したりするにも限界があるので、
一度教育機関で教わり、勉強したいなぁ、、、と思っていたのが、二つ目の理由です。

実は、NFLEに行く前からRolfingの学校に行きたいとは思っていたんですが、
お金を貯める為と、もう一年NFLを経験するチャンスがあったので、
今まで先延ばしになっていました。

Athletic Trainerがそこまでメジャーじゃない日本、
それにさらにマイナーなRolfing。
組み合わせたら、日本には一人しかいないんじゃないでしょうか?
多分、アメリカでもあまりいないと思います。

でも、どうせなら、極められる所まで極めたいと思います。

by hiroisu | 2007-05-01 00:01 | Diary

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