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Dr. Edwards

昨日に引き続き、この人は凄い、第二段。
今日は、Dr. Edwardsを紹介。
彼は、僕がISUでお世話になった教授の中で、知識、経験ともにNo.1でしょう。
Dr. StoneがPh.D. Studentの時のMentorでもありました。
今でもそんな感じだけどね。
Dr. Stoneも頭良いです。
でも、経験が加味されている分、Dr. Edwardsの方がまだ上でしょうねぇ~。
ま、プロフェッサーをランク付けする必要も無いと思いますが。

何回かBlogにも書いたかも知れませんが、今学期とっているクラス、
Seminor in Exercise Physiologyは彼が教えています。
半分は、彼の話で終わる時が多いクラスですが、ISUのクラスで一番色々学んでいます。
次から次へと、溢れるようにストーリーが出てきます。
参考文献を見たら、大体の情報が分かるぐらい、
Science、Exercise Physiologyの世界に精通しています。
文献を読み進めていく時に、バックグラウンドインフォメーションをやたら知っていたり、
著者が友達だったりして、昔こんな研究を一緒にした、とか言ってたり。
Energy Expenditure, Metabolismの第一人者でもあります。
毎週楽しみなクラスで、話を聞いてて飽き無いです。

彼は、Medical Schoolに入っておきながらも、自分には合わんと辞めた人。
それを聞くだけで、抜群に頭が切れる事が想像できますよね(笑)。
今日も、金儲けしようと思ったら自分ならできると思うが、あんなものはつまらんと言ってました。
普通の人が羨ましがりそうな事を自分には合わんと言って蹴って、
自分のやりたい事、好きな事をやってます。
かなり毒舌で、思った事を直に言ってくれます。
毒舌の人に筋の曲がった事が嫌いな人が多いように、彼もそうです。

僕の彼の一番好きな所は、自分の知らない事は知らん、という所。
教授っていうのは、自分の知識の無さを隠そうとするんだか、
知らない事でも、適当に上手くごまかしたりする人が多いんですよね。
僕は、そういう教授がかなり嫌いです。

Dr. Edwardsの場合、
Do you wanna hear my educated guess?
といって、自分が思う事は教えてくれますが、決してその考えを押し付けようとしたりしない。
しかも、そのEducated Guessが、とてつもなくEducatedなので、納得する事が多いです。
ソクラテスの無知の知ではありませんが、彼はここまでは自分の中で分かっている、
こっから先は分からない、というのをハッキリと把握しています。
その事を自ら認め、そして、Indiana State Universityという決して大きくない大学の環境を好み、
自分の好奇心と生徒に教える事を生きがいにしている彼はカッコイイです。

by hiroisu | 2005-04-12 20:49

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