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Fascia

オステオパス・ナチュロパスで様々な本の著者である、Leon Chaitowがブログで筋膜の最近リサーチのまとめをアップしてくれています。リンクはこちら。第三回目となるFascia Research Conferenceも来年バンクーバーで行われる予定です。
僕はまだ参加した事がありませんが、一回目のDVDはかなり目から鱗な情報が盛りだくさんでした。

以下に、全文では無いですが僕が注目した所を紹介します。
太字が本文の内容で、その後は自分のコメントです。

1、健康な時、筋膜は筋肉と皮膚の間でスライドする。それに対し、腰痛を持つ人の胸腰筋膜はスライドしない。(注:本文中では、痛みがある人とは反対に痛みが無い人の筋膜はスライドすると書いてあり、直接痛みがある人の筋膜がスライドしないとは書かれていません)

2、筋膜に過剰なメカニカルストレス・炎症・動きの制限がある状態が続くと、コラーゲンと細胞基質が乱れ、結果として線維症や癒着が起こります。その部分は「分厚い」・「密」などと表現されています。実際、ロルフィングやMATを行う際に問題がある所は、そういう感じで硬く伸びないゴムの様になっている場所があります。

3、ハムストリングのストレッチを行う時、腸脛靭帯にはハムストリングの240%、同側腰筋膜にはハムストリングの145%の負荷がかかります。このリサーチは、一つの筋肉からその周りの筋膜への繋がりとメカニカルな影響を証明しています。

by hiroisu | 2011-02-28 00:33 | Rolfing

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