CranioSacral Therapy - Into -
2010年 08月 07日
さて、前述しましたが、シンガポールには、
Upledger InstituteのCranioSacral Therapy (CST) I&IIを
履修しに行っていました。
CSTは日本語でいうと頭蓋仙骨療法になります。
人の頭蓋、頭というのは、一つの骨では無く、
いくつもの骨が3Dジグソーパズルのように合わさって出来ています。
そして、中枢神経系(脳と脊髄)を覆う硬膜の中には、
脳脊髄液が流れていて、それがある一定のリズムを刻んでいます。
そして、そのリズムを頭蓋を通じて感じる事が出来るんですね。
(正確には身体全体で感じる事ができます)
頭蓋仙骨療法は、頭蓋仙骨系のバランスを取り戻し、
中枢神経の働き、脳脊髄液の流れなどを促す効果があります。
頭蓋の縫合と言われる関節のようになっている部分や、
硬膜にアプローチしていくので、
筋膜、結合組織を扱うという点でロルフィングと似ています。
そんな訳で、ロルファーの人でCSTを勉強する人が多いのですね。
というか、最近のRIではAdvanced Trainingの前に、
CranioSacral系の勉強をする事が必須になっています。
CranioSacralと名の付くセラピーは色々あるのですが、
大きく三つの種類に分けられると考えられ、それぞれ、
Biomechanical
Functional
Biodynamics
とあり、代表者を書くと、
Biomechanical: John Upledger
Functional: Hugh Milne
Biodynamics: Franklin Sills, Michael Shea, Charles Ridley, James Jealous DO
などになります。
もちろん、他にもいますが、
出版などされていてる方を中心に挙げています。
何が違うかというと、上から下に行くにつれ、
より施術者の介入が減っていき、
意識のレベルも高次なものになっていくというのが、
一番簡単な説明になるかと思います。
興味のある方は、Charles RidleyのStillnessを読むと、
違いが良く分かるかも知れません。
本に興味がある方はこちらを参考にして下さい。
さて、AnnaのクラスでBiodynamicsをかじったし、
SourcePointを使う人達で、僕に影響を与えてくれたロルファー達、
Bob, Ray, Duffyは全員Biodynamicsを勉強していています。
そもそも、SourcePointの講習会の時に、
軽く手を頭蓋に触れていたら、骨が動いて元の位置に戻ったので、
自分の中ではCSTとはそういうものだと勝手に思っていたんです。
それ以来、CST、Biodynamicsと色々な本を読んだりしていたんですが、
まずはベースが必要だという印象を持ちました。
Charlesにしてもそうですが、多くの人が、
まずはCSTが導入になり、
そこから発展してBiodynamicsに以降していっています。
なので、僕もそのステップを踏んでいこうと考えた訳ですね。
頭蓋骨、膜の解剖学とそれに関するテクニックも
確り基礎から学びたかったのが、今回CSTに参加した動機です。
Upledger InstituteのCranioSacral Therapy (CST) I&IIを
履修しに行っていました。
CSTは日本語でいうと頭蓋仙骨療法になります。
人の頭蓋、頭というのは、一つの骨では無く、
いくつもの骨が3Dジグソーパズルのように合わさって出来ています。
そして、中枢神経系(脳と脊髄)を覆う硬膜の中には、
脳脊髄液が流れていて、それがある一定のリズムを刻んでいます。
そして、そのリズムを頭蓋を通じて感じる事が出来るんですね。
(正確には身体全体で感じる事ができます)
頭蓋仙骨療法は、頭蓋仙骨系のバランスを取り戻し、
中枢神経の働き、脳脊髄液の流れなどを促す効果があります。
頭蓋の縫合と言われる関節のようになっている部分や、
硬膜にアプローチしていくので、
筋膜、結合組織を扱うという点でロルフィングと似ています。
そんな訳で、ロルファーの人でCSTを勉強する人が多いのですね。
というか、最近のRIではAdvanced Trainingの前に、
CranioSacral系の勉強をする事が必須になっています。
CranioSacralと名の付くセラピーは色々あるのですが、
大きく三つの種類に分けられると考えられ、それぞれ、
Biomechanical
Functional
Biodynamics
とあり、代表者を書くと、
Biomechanical: John Upledger
Functional: Hugh Milne
Biodynamics: Franklin Sills, Michael Shea, Charles Ridley, James Jealous DO
などになります。
もちろん、他にもいますが、
出版などされていてる方を中心に挙げています。
何が違うかというと、上から下に行くにつれ、
より施術者の介入が減っていき、
意識のレベルも高次なものになっていくというのが、
一番簡単な説明になるかと思います。
興味のある方は、Charles RidleyのStillnessを読むと、
違いが良く分かるかも知れません。
本に興味がある方はこちらを参考にして下さい。
さて、AnnaのクラスでBiodynamicsをかじったし、
SourcePointを使う人達で、僕に影響を与えてくれたロルファー達、
Bob, Ray, Duffyは全員Biodynamicsを勉強していています。
そもそも、SourcePointの講習会の時に、
軽く手を頭蓋に触れていたら、骨が動いて元の位置に戻ったので、
自分の中ではCSTとはそういうものだと勝手に思っていたんです。
それ以来、CST、Biodynamicsと色々な本を読んだりしていたんですが、
まずはベースが必要だという印象を持ちました。
Charlesにしてもそうですが、多くの人が、
まずはCSTが導入になり、
そこから発展してBiodynamicsに以降していっています。
なので、僕もそのステップを踏んでいこうと考えた訳ですね。
頭蓋骨、膜の解剖学とそれに関するテクニックも
確り基礎から学びたかったのが、今回CSTに参加した動機です。
by hiroisu | 2010-08-07 22:54 | CranioSacral