Pattern
2010年 03月 16日
吉岡紀夫著の「Fa(scia) Ther(apy)/筋膜療法」を読んでいました。
前々から本屋で見かける度に中身をチラチラと見ていたんですが、
今回全体を通して読まさせてもらいました。
ロルフィングと通じる所も多くて、中々面白かったです。
さて、彼は一つの身体の傾向、パターンを提唱しています。
右肩が前に出て、胸郭が左回旋、左の腰椎がつまり、
くびれが無くなるというもの。
PRI(Postural Restoration Institute)も、
身体のアンバランスというものに着目し、
肝臓と心臓の位置関係から、歪みの傾向があると言っています。
PRRT(Primary Reflex Release Technique)でも、
Nociceptive Examの際にチェックする場所で、
圧痛があるパターンがあると言っています。
オステオパシーでも、Zinkによる、
Common Compensatory Fascial Patternなるものがあります。
骨盤は、右の寛骨の方が前方回旋しやすいというのは、
PT、ATCにも比較的良く知られている事で、
リサーチでも統計が取られています。
ただ、日常的に色々な人の歩き方、姿勢を見て、
それを変化させる仕事をしていると、
人の身体のパターンって、そんなに単純じゃないよなぁ、、、
と思います。
ただ、そういった傾向を知る事と、
左右差があるという事を知っておくのは、良い事だと思います。
闇雲に同じストレッチ、同じエクササイズを、
左右同じようにやっていても身体は変化しないですもん。
一つヒントとして、
身体感覚を直線的感覚では無く、
回旋的感覚で意識していくと、
ちょっと面白いのかも、
という気が最近しています。
自然界は、スパイラルがお好きなようです。
前々から本屋で見かける度に中身をチラチラと見ていたんですが、
今回全体を通して読まさせてもらいました。
ロルフィングと通じる所も多くて、中々面白かったです。
さて、彼は一つの身体の傾向、パターンを提唱しています。
右肩が前に出て、胸郭が左回旋、左の腰椎がつまり、
くびれが無くなるというもの。
PRI(Postural Restoration Institute)も、
身体のアンバランスというものに着目し、
肝臓と心臓の位置関係から、歪みの傾向があると言っています。
PRRT(Primary Reflex Release Technique)でも、
Nociceptive Examの際にチェックする場所で、
圧痛があるパターンがあると言っています。
オステオパシーでも、Zinkによる、
Common Compensatory Fascial Patternなるものがあります。
骨盤は、右の寛骨の方が前方回旋しやすいというのは、
PT、ATCにも比較的良く知られている事で、
リサーチでも統計が取られています。
ただ、日常的に色々な人の歩き方、姿勢を見て、
それを変化させる仕事をしていると、
人の身体のパターンって、そんなに単純じゃないよなぁ、、、
と思います。
ただ、そういった傾向を知る事と、
左右差があるという事を知っておくのは、良い事だと思います。
闇雲に同じストレッチ、同じエクササイズを、
左右同じようにやっていても身体は変化しないですもん。
一つヒントとして、
身体感覚を直線的感覚では無く、
回旋的感覚で意識していくと、
ちょっと面白いのかも、
という気が最近しています。
自然界は、スパイラルがお好きなようです。
by hiroisu | 2010-03-16 11:57 | Diary